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EU、英が合意なく離脱なら北アイルランドと英本土間の税関要求=報道

11/9(金) 9:40配信

ロイター

[ロンドン 8日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、EUは英国が条件などで合意しないまま離脱する事態となった場合に英領北アイルランドと英本土の間で税関審査を行うことを求めている。メイ英首相が北アイルランドの地域政党に宛てた書簡の内容として、英紙ロンドン・タイムズが伝えた。

報道によると、メイ首相は与党保守党が閣外協力する北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)の幹部に宛てた書簡で、EUは北アイルランドとEU加盟国アイルランドの間のハードボーダー(厳格な国境管理)を回避するため「バックストップのバックストップ(安全策の安全策)」を依然要求していると伝えた。

メイ首相は書簡で、北アイルランドと英本土の分断が「実行される」ことは決して容認しないと強調した。ロンドン・タイムズによると、DUPはこれについて、法的拘束力を持つ合意文書にこの条項が盛り込まれることを意味すると解釈している。

DUPのフォスター党首は書簡について「英国の一体性を重視する向きや英国全体にとって適切な離脱を望む向きにとっては憂慮すべき内容だ」と述べた。

英首相府の報道官は書簡について、英国が2つの関税領域に分断される事態を決して容認しないという首相の決意を表明するものと説明した。また「アイルランド島にハードボーダーをもたらすものに英政府は合意しない」と強調した。

最終更新:11/9(金) 9:40
ロイター

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