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〔東京外為〕ドル、113円台後半=週末前の調整売り強まる(9日午後5時)

11/9(金) 17:30配信

時事通信

 9日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、週末を前にした調整的な売りが強まり、1ドル=113円台後半でじり安となった。午後5時現在は、1ドル=113円84~85銭と前日(午後5時、113円69~70銭)比15銭のドル高・円安。
 ドル円は早朝、114円前後で推移。午前9時以降も一時的に114円台に乗せたものの、日経平均株価が軟調に推移すると徐々に売りが強まり、正午にかけて113円80銭台に下落した。午後は113円90銭台を中心にもみ合いが続いたが、終盤に売られ、113円80銭近辺まで軟化した。
 市場では「株価がさえなかったことに加え、ドルが1カ月ぶりの高値水準となる114円前後に近づいたことで、戻り売りが出た」(FX会社)。ただ、日本時間9日未明に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で利上げの継続が確認され、「日米金利差が拡大するとの観測から、113円80銭台では買われた」(同)という。
 午前中は、実質的な五・十日要因による輸入企業のドル買いと輸出企業のドル売りが交錯したが、終盤にかけて「週末前の持ち高調整とみられる売りが優勢になった」(外為仲介業者)。欧州や中国の景気減速、イタリア財政をめぐる不透明感、司法長官を解任したトランプ米大統領や来週訪日するペンス米副大統領の言動などへの警戒感もあり、上値は重いという。
 ユーロは終盤、対円、対ドルで小幅下落。午後5時現在は、1ユーロ=129円06~06銭(前日午後5時、130円02~02銭)、対ドルでは1.1336~1337ドル(同1.1435~1435ドル)。

最終更新:11/9(金) 19:30
時事通信

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