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マツダ、「CX-5」など23万台リコール エンジン停止の恐れ

11/9(金) 17:43配信

ITmedia ビジネスオンライン

 マツダは11月8日、エンジン部品に問題があるとして、「CX-5」など計4車種23万5293台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。走行中にエンジンが停止したり、アイドリングストップが作動しなくなったりする恐れがあるという。

【リコールの対象箇所】

 対象車両の製造期間は2012年2月~18年7月。CX-5のほか、「アクセラ」「アテンザ」「CX-8」が対象となる。

 届けがあった不具合は3種類で、以下の通り。いずれもエンジン部品となる。

 (1)吸気側バルブスプリングの不具合。スプリング荷重の設定が不適切だったため、吸気バルブを閉じる力が弱く、吸気バルブとバルブシートの間に挟まる「すす」を押しつぶすことができず、圧縮不良となることがある。その場合、エンジン回転が不安定になり、最悪の場合、エンジンが停止する恐れがあるという。

 (2)エンジン制御コンピュータの不具合。吸気シャッタバルブ用制御プログラムが不適切なため、バルブ周辺に付着するすすによって、バルブが正しく制御されなくなり、エンジン警告灯が点灯した際、バルブが全開しないことがある。そのため、すすなどの付着により、バルブが閉じたまま固着した場合、エンジンが停止する恐れがある。

 (3)エンジン制御コンピュータの不具合。エンジンの排気圧センサーにおいて、異常判定プログラムが不適切であることから、センサー内部への水分の浸入により、センサーの出力値がずれ、排出ガスが基準値を満たさない場合でも異常判定しないという。そのままの状態で使用を続けると、浸入した水分により排気圧センサー内の電子回路が腐食し、断線することでエンジン警告灯が点灯、安全制御によりアイドリングストップが作動しなくなり、変速ショックが大きくなる恐れがある。

 (1)については、吸気側バルブスプリングを対策品と交換する。(2)(3)の対象車両については、エンジン制御コンピュータを点検し、不具合がある制御プログラムを対策プログラムに修正。部品に異常がある場合は新品に交換する。

 これまでの不具合件数は(1)255件、(2)28件、(3)442件。事故は発生していないという。

ITmedia ビジネスオンライン

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