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『僕とシッポと神楽坂』深川栄洋監督が語る 相葉雅紀の「成長」、小瀧望の「発見」

11/9(金) 9:00配信

オリコン

 テレビ朝日系で放送中の金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』(毎週金曜 後11:15~深0:15※一部地域で放送時間が異なる)の全話を監督する深川栄洋氏にインタビューを行い、“俳優”相葉雅紀の魅力を聞いた。

【写真】看板犬のダイキチと地域猫のオギ

 同ドラマは、たらさわみち氏が2012年から『月刊Office YOU』(集英社)で連載を開始し、現在も続編が連載中の同名漫画が原作。東京・神楽坂を舞台に、そこで開業するコオ先生こと獣医師・高円寺達也(相葉)と、動物や飼い主たちの心温まる交流を描いたハートフルな物語を毎週届けている。

■相葉雅紀の成長がそのまま主人公の成長に

――人気アイドルグループ・嵐の相葉雅紀さんが、獣医師を演じる「ありそうでなかった」ドラマが実現しました。

【深川】たらさわさんの漫画を相葉くんでドラマ化するというお話をいただいて、相葉くん以外のキャスティングが思い浮かばないくらいでぴったりだと僕も思いました。

――相葉さんと面識は?

【深川】以前、嵐の櫻井翔くん主演の映画『神様のカルテ』を撮った縁で、嵐のコンサートに招待していただいたことがあって、その時、メンバー全員で迎えてくださったんです。嵐のメンバーはみんないい人たちだな、という好印象を持っていましたが、相葉くんとちゃんとお話するのはこのドラマに入ってからでした。

――撮影に入って“俳優”として見た相葉さんの様子は?

【深川】撮影も終盤にさしかった6~8話の撮影を横断的にしていた頃、相葉くんに指摘されて気づいたのですが、僕の指示がどんどん難しくなっていたらしく、「上級者に言うようなことを言いますね」って。確かに、撮影が始まった初期の段階では僕も様子見というか、あえてやらない選択していた演出を、自分でも気づかないうちにやり始めていたんですよね。これができるなら、あれはどうだろう、それもできるなこっちも、みたいにどんどんハードルを上げてしまっていた。

 相葉くんは黙って一生懸命、乗り越えようとしてくれて、実際、ヒョイっと乗り越えてくれていたから、僕も知らず知らずのうちに上げていたんですけど、「どこまで上げるのか」と、いよいよ言ってきた(笑)。実際、イッセー尾形さんや加賀まりこさん、村上淳さんといった、それぞれ個性的な活躍してきた人たちと肩を並べて芝居しているうちに、自分が難しいことをやっている自覚があるから、「上級者に~」ということばになったのでしょう。その感じ方が面白いな、もっともっと伸びしろがありそうだな、と思いました。

――難しいことを要求するというのは?

【深川】台本に書いてない動きやせりふを、現場判断で付け足したり、変えたりすることがあるのですが、よりよい映像を撮るために、こちらも躊躇せず、やってみて、と。相葉くんも「わかりました」とすぐにトライしてくれる。例えば、坂の上動物病院にやってくる飼い主さんとの会話に、注目してみてください。最初の頃は、はじめましての飼い主にミスのないように慎重に話かけていたコオ先生が、後半以降になってくるとドラマでは描いていないけど、会えばお互いあいさつして、「今日はいい天気ですね」なんて会話を日常的にしているんだろうな、と思わせるようなお芝居を要求して、それができるようになっていったので、それは達也自身の人間としての成長ともリンクして、いっそう頼もしく見えてくると思います。

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最終更新:11/11(日) 4:25
オリコン

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