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変わるDeNA、ラミレス監督猛省でコーチ陣とのコミュニケーション不足解消

11/9(金) 15:00配信

サンケイスポーツ

 【球界ここだけの話】DeNAが“変わる”という。ラミレス監督の就任1年目となった2016年に球団初のクライマックスシリーズ(CS)進出を果たし、昨年は日本シリーズ出場を果たした。悲願のリーグ制覇が現実味を帯びてきた今季、周囲の期待を裏切るかのようにシーズン4位で終戦を迎えた。

 今季最終戦となった10月10日の阪神戦(甲子園)後、続投が正式決定したラミレス監督は「監督として、チームを一つにして目標を達成することができなかった。すべての責任は私にある」と猛省。来季へ向け、まずは自分が「変化」する必要性があると述べた。

 最初の作業はコーチ陣とのコミュニケーション不足の解消だ。「コーチ間の会話は十分だったが、私とコーチの間にギャップがあった。すべての決断を私がしてきたために、より活躍できたであろうコーチの能力を生かし切れなかった」と謝罪した。同18日からの秋季練習ではさっそく各担当コーチと個別の面談を行い、今季の振り返りや修正点などを確認しあった。2時間以上クラブハウスにこもって話し合う日もあった。

 11月2日に始まった鹿児島・奄美市での秋季キャンプでは「凡事徹底~SOMETHING MUST CHANGE!!~」をスローガンに掲げた。「当たり前のことを徹底すると共に、何かを変える必要がある」とのの意味を込め、選手にも変化を求めた。

 2年連続で開幕投手を務めた石田は「毎年と同じことをしていたら変われない」。今永も「僕はいつもいろいろと(試みを)変えすぎていた。不変の自分に変わりたい」と、選手それぞれが“チェンジ”に取り組んでいる。

 実は続投決定の囲み取材が終わったラミレス監督は、番記者に対し「1年間アリガトウゴザイマシタ。こんな頑固な監督に付き合わせてしまい、ゴメンナサイネ」と詫びていた。それでも指揮官に続投を要請した南場智子オーナーは「(要請した席上で)来年へ変えたいポイントを説明してくれた。自分自身を律して変えることができるのは、大人の全員ができることではない」と外国人監督の姿勢を高く評価した。

 監督もコーチも選手も変わろうとしている。変わらなければ、来年も今年と同じ結果に終わるだろう。屈辱の結果こそ、変えなくてはいけない。(湯浅大) 

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