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吟醸酒最優秀賞は「福小町」に 東北清酒鑑評会

11/9(金) 15:28配信

産経新聞

 仙台国税局は9日、平成30年東北清酒鑑評会の最優秀賞に、吟醸酒の部で「福小町」の木村酒造(秋田県湯沢市)を、純米酒の部では「会津中将」の鶴乃江酒造(福島県会津若松市)をそれぞれ選んだと発表した。純米酒の部の最優秀賞は5年連続で福島県内の製造場が受賞した。

 最優秀賞に次ぐ評価員特別賞は、吟醸酒が「阿桜」の阿桜酒造(秋田県横手市)と、「雪の茅舎(ぼうしゃ) 花朝月夕(かちょうげっせき)」の斎弥酒造店(秋田県由利本荘市)。純米酒は「あさ開」のあさ開(盛岡市)と「雪の茅舎 聴雪(ちょうせつ)」の斎弥酒造店に決まった。

 今年は、海外に東北の日本酒をアピールしようと初めて外国人評価員を招いて審査を実施。米国出身で日本酒の魅力を世界に発信しているジョン・ゴントナー氏と、英国出身で外国人初の杜氏(とうじ)、フィリップ・ハーパー氏が、最優秀賞と評価員特別賞について日本語と英語でコメントした。

 吟醸酒の「福小町」についてゴントナー氏は「バニラと柑橘(かんきつ)系の香りで香味がよく調和し、心地よい甘味と収斂(しゅうれん)味が余韻として感じられる」。純米酒の「会津中将」にハーパー氏は「豊かな吟醸香の中に乳製品の香りも。たっぷりの甘味に苦味と酸味がアクセントとなり、旨味(うまみ)ある心地よい調和が感じられる」などとコメントしている。

 同日、仙台市内で表彰式が開かれ、鶴乃江酒造の林平八郎社長は「名誉ある賞をいただけたことに感謝したい。名に恥じないよう日々精進する」と語った。

最終更新:11/9(金) 15:28
産経新聞

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