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ホームセンターバロー(岐阜)を子会社化 ダイユー・リックHD

11/9(金) 9:28配信

福島民報

 福島県内を中心にホームセンターやペットショップ事業を東北、中国・四国地方で展開する東証一部上場のダイユー・リックホールディングス(HD)=本社・福島市=は来年四月一日付で、東海地方を基盤にする東証・名証一部上場バローホールディングス(HD)傘下のホームセンターバロー(本社・岐阜県多治見市)を子会社化する。両HDのホームセンター、ペットショップ両事業を統合し、全国展開を見据えて経営基盤を強化する。ダイユー・リックHDとホームセンターバローは八日、株式交換契約を締結した。

 ダイユー・リックHDが新たに発行する株式とホームセンターバローの全株式を交換する。これにより、ダイユー・リックHDの株式50%がバローHDの保有となり、ダイユー・リックHDはバローHDのグループ企業になる。
 ダイユー・リックHDは来年二月十五日に開催予定の臨時株主総会での決議を経て、来年四月一日に「アレンザホールディングス」に商号変更する予定。上場は維持し、ホームセンター事業を担う「ダイユーエイト」とペットショップ事業の「アミーゴ」の店名は継続する。浅倉俊一代表取締役社長(68)は商号変更後も引き続き代表取締役社長を務める。他の現経営陣十一人も変わない。新たに取締役四人を増員し、経営体制を強化する。
 バローHDはホームセンターバローのほか食品スーパー、ドラッグストア、スポーツクラブなどを運営する。ダイユー・リックHDは事業統合により、共同仕入れやプライベート商品開発の推進、店舗運営や販売ノウハウの共有、物流センターの共同利用などを図る。コスト削減や経営基盤強化につなげる。
 ダイユー・リックHDは基盤とする東北、中国・四国地方に加え、ホームセンターバローが店舗を持つ東海地方を埋める形となり、全国展開を視野に入れる。
 ダイユー・リックHDの二〇一八(平成三十)年二月期の売上高は七百八十七億円、当期純利益は十億三千五百万円、ホームセンターバローは二〇一八年三月期の売上高は五百三十六億円、当期純利益が十一億五千四百万円でともに黒字となっている。両社を合算した売上高は一千三百二十三億円、純利益は二十一億八千九百万円。店舗数は計二百四十八店となり、事業規模はホームセンター業界で全国上位十社以内になるとみられる。
 浅倉社長は福島民報社の取材に「攻めの経営で、こちらから事業統合を呼び掛けた。両社の持つ良さを最大限に生かし、全国展開の足掛かりにしたい」と語った。

福島民報社

最終更新:11/9(金) 11:40
福島民報

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