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健食市場、本格化する「AI」「IoT」導入 -キーワードは“パーソナライズ”-

11/9(金) 12:14配信

健康産業新聞

コンビニに置かれたサプリメントサーバーに手をかざせば必要なサプリメントが出てくる。そんな時代が実現しそうだ。近年、健食業界でもAI(人工知能)/IoT(モノのインターネット)を導入したさまざまな取り組みが注目を集めている。AI/IoTの導入は健食業界にどのような変化をもたらすか。事例から探ってみた。

コンビニエンスストア3位のローソンはIoTを用いた未来型コンビニの姿を具体的に描き出した。同社がコンセプトモデルとして打ち出したのは「イートインコーナー」をIoTにより高齢者のコミュニティースペースにする試み。カメラや装置を設置し遠隔地の医師による問診や、バイタルセンシングによる血圧、脈拍、呼吸、栄養状態や数値化した健康状態などを取得。その人の健康状態に合ったサプリメントを処方するという。

FiNC Technologiesは5日、AIを活用し個人の悩みに合ったサプリメントを販売する『FiNCパーソナルサプリメント』を発売。同社は昨年発表したAI搭載のヘルスケアアプリ『FiNC』が大手企業の健康経営等に採用され、注目を集めた。パーソナルサプリメントは、FiNCアプリから入力された健康状態に加え、同社が保有する生活習慣、栄養診断データをもとに同社薬剤師、栄養士等の専門家が監修したサプリメントを1ヵ月単位で販売するというもの。フィードバックや注文履歴データをFiNCのAIが分析し加味する為、継続することでよりパーソナライズされていく。

サプリメントサーバー『healthServer』(ドリコス)も注目事例の1つ。縦横高さ20cm程の端末に搭載された生体センサーを指で触れると、あらかじめセットされた5種類の顆粒サプリメントが利用者に最適と判断された配合・分量で出てくる仕組み。独自のアリゴリズムにより、センサーで計測した脈拍から精神的・肉体的疲労度を判断。同時に、利用者からスマホを介して送られる生活習慣や行動予定なども加味して分析する。

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最終更新:11/9(金) 12:14
健康産業新聞

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