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パター選びは“音選び”!? 打球音から紐解く「名器の条件」

11/9(金) 18:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

パターメーカーがパターを開発する際、形状やテクノロジーはもちろんだが、非常に注力しているのが「打音」。PINGに至っては、新作パターのプロモーションを打球音を主軸に展開しているほど。ギアライターの高梨祥明が、「パターと音の関係」について考えてみた。

パターの種類は、打球音の種類でもある!?

PINGの新パターシリーズ「SIGMA2」の“打球音はなんて聞こえる?”キャンペーンに乗っかって、自分も「SIGMA2」でボールを転がしてみた。ピンゴルフジャパンでは“トゥん!”と聞こえたスタッフが多かったようだが、私の耳には“クん!”という感じが残った。

正直にいうと“トゥん!”でも“クん!”でも音の表現はどうでもよいのだが、パターの打球音(感触)に関心を持つのはとても大事なことだと思う。

PINGが今回“トゥん!”と、インパクト音を基軸にしたプロモーションをしているのは、PINGというブランドそのものが最初のオリジナルパター「1-A」のインパクト音“ピ~んっ!”に由来しているからである。もっと音に関心を持って! ということだ。

パターと音の関係については、スコッティ・キャメロンもこんなことをいっていたことがある。

「私は自分のブランドのキャッチフレーズをART OF PUTTINGとしているが、最も大切にしているのは打球音、サウンドなんだ。音に正解はなく、人によって好みはそれぞれ。クリスピーな音を好むプレーヤーもいるし、しっとりした感触を欲しがるプレーヤーもいる。私はフェースやブレード、ソールの厚み、スリット(ビーチ)の有無などを駆使して好みの打球音をデザインしているんだ。パター作りとはART OF SOUNDともいえるんだよ」

キャメロン氏はフェースに樹脂インサートを用いなくても打球音はコントロールできると話していたが、オデッセイ・ホワイトホットの登場以降、樹脂インサートの感触、音でゴルフに親しんできた現代ゴルファーは多い。

PINGが「SIGMA2」で久しぶりに樹脂インサートに取り組んでいるのも、オデッセイ育ちのゴルファーが多くいることの表れだといえる。パターのバリエーションは、ブレードやマレットといった大きさ、形だけでなく、人によって異なる打球音の好みを満たすためのラインナップであるといえるのだ。

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