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初出場の桐蔭、初戦は筑陽学園 明治神宮野球大会

11/9(金) 12:13配信

カナロコ by 神奈川新聞

 24年ぶり3度目となる秋の関東制覇を果たした桐蔭学園。1994年当時も、初優勝した82年も神宮大会の出場基準が今とは違ったため、神宮の舞台は初挑戦となる。

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 「選手は紛れもなく歴史をつくった。だが、関東代表として恥ずかしくないよう、もっと力を蓄えなければいけない」。片桐健一監督(45)を始め、ナインには浮かれる様子はない。神奈川県大会、関東大会を勝ち進む間も、チームの雰囲気はいつも引き締まっていた。

 今秋13試合で135安打100得点の打線は、森、上川の3、4番コンビが全国上位への鍵を握る。主将森は関東大会初戦で逆転サヨナラ弾など大会3ホーマー。この秋18打点と大舞台でこそ力を発揮する。主砲上川は打率3割9分2厘、14打点と勝負強さは抜群だ。

 エースナンバーを手にした左腕伊禮はここまで10試合に登板し、自責点9。四隅を丁寧に突く投球で大車輪の活躍を見せている。関東大会まで背番号1だった右腕長谷川は19回を投げ、防御率0・47。右腕山崎、左腕渡部らも先発完投できる力がある。

 10日の初戦で相まみえるのは、九州大会で初優勝した筑陽学園(福岡)。2003年夏以来、甲子園から遠ざかっていた西の実力校を、片桐監督は「われわれと境遇が似ており、粘り強く勝っている」と分析し、「安定した守備でリズム良くアウトを重ねたい」と意気込む。

 秋の地区予選から、ただひたすら目の前の一戦だけを見据えてたどり着いた舞台。「ぞくぞくする。全国の素晴らしいチームと、1試合でも多く試合がしたい」と指揮官。もっと強くなれると信じて突き進む。


◆明治神宮大会での神奈川勢 高校の部は1973年の第4回大会から過去44回行われており、県勢の優勝は松坂大輔(中日)擁する97年の横浜と、白村明弘(日本ハム)がいた2008年の慶応の2度。準優勝は1992年と2009年の東海大相模、07年の横浜と3度ある。大学の部では12年に桐蔭横浜大が優勝、03年に神奈川大が準優勝している。

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