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百度と一汽、共同で自動運転乗用車を量産へ

11/9(金) 15:30配信

CNS(China News Service)

【CNS】中国の大手検索サイトを運営する百度(Baidu)は、中国国営の大手自動車集団である第一汽車(FAW)と共同でL4級の自動運転車を開発する。1日に北京で挙行された2018年百度世界大会で発表された。一汽集団の徐留平(Xu Liuping)董事長は、20年末には量産を実現すると語った。

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 百度の創設者、李彦宏(Robin Li)董事長は会場で、「この無人運転乗用車は中国で初めて量産される」と述べた。同車の量産計画は、19年末に小ロット生産、20年末に大量生産に入り、初期の販売対象都市は北京と長春市(Changchun)を予定しているという。

 自動運転には5つの等級がある。L1級は運転補助、L2級は部分自動運転、L3級は条件付き自動運転、L4級は高度自動運転、L5級は完全無人運転、としている。

 現在、世界の各大手自動車会社は、いずれも高度な自動運転技術の開発に取り組んでいる。公開資料によると、独BMWは21年にL3級の自動運転電気自動車(EV)を量産するとしている。トヨタ(Toyota)は20年上期にL4級の自動運転技術を完成させ、フォルクスワーゲン(Volkswagen)は21年にL4/L5級の自動運転技術を完成させるとしている。フォード・モーター(Ford Motor)は10月31日、百度とL4級の自動運転共同測定試験を行うと宣言し、測定用車両の改装がすでに完了したとしている。

 画像を見ると、百度は一汽のSUV車で百度のアポロ(Appollo)と呼ばれる自動運転プラットフォームを用いて協力し合うようだ。車の屋根の上に360度全方位検知設備を載せ、道路上で回避行動や車線変更や方向転換を自動で行うとしている。

 ICV(Intelligent connected vehicle、人工知能とインターネットを融合させた自動車)は、交通・安全、道路渋滞、エネルギー消費などの問題を解決する重要な手段で、産業のアップグレードに利するとされる。データによると、20年になると、中国のICVの規模は1000億元(約1兆6400億円)以上の規模に成長するとのことだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

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