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高雄市長選、主要2候補が初の“直接対決”/台湾

11/10(土) 20:22配信

中央社フォーカス台湾

(高雄 10日 中央社)24日に投開票される高雄市長選挙のテレビ政見発表会が10日、同市で開かれ、陳其邁(民進党)、韓国瑜(国民党)の主要2候補がそれぞれ市政運営の方針をアピールし、支持を訴えた。

ディベート形式で行われた政見発表会は、両氏にとって初の直接対決となった。

地元出身で市長代理を務めた経験もある陳・前立法委員(国会議員)は、ハイテク産業の育成などを柱とした経済振興策について説明。世界とつながることを目指す自身の戦略と違い、韓氏が照準を合わせるのは「中国市場のみ」だと指摘した。

一方、北部・新北市生まれで立法委員などを経て昨年9月、国民党の高雄支部トップに就任した韓氏は、「高雄はかつて台湾で最も輝く真珠だったが、この真珠も割れて久しい」と述べ、1998年から続いている民進党市政を暗に批判した。

高雄市は1979年、強権政治を敷いていた国民党に民主化を求める「美麗島事件」が起こるなど、伝統的に民進党が強い土地とされており、当初も陳氏の勝利が楽観視されていた。

だが、韓氏はユーモラスで分かりやすい言葉を武器に、支持層を広げつつあり、その人気ぶりはメディアから「韓流」と形容されている。今回の選挙では計4人が立候補しているが、陳、韓両氏による事実上の一騎打ちとなる。

(張栄祥、黄慧敏/編集:羅友辰)

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