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<明治神宮大会>星稜と筑陽学園がコールド勝ち 高校の部

11/10(土) 16:41配信

毎日新聞

 第49回明治神宮大会は10日、神宮球場で高校の部の2回戦2試合を行った。星稜(北信越・石川)は広陵(中国・広島)に9-0で七回コールド勝ち。筑陽学園(九州・福岡)は桐蔭学園(関東・神奈川)に10-1で七回コールド勝ちし、初出場対決を制した。

 ○…高校の部…○

 ▽2回戦 ○星稜9-0広陵● 七回コールド

 星稜の最速150キロ右腕・奥川恭伸(2年)が7回を投げ、11奪三振無四球完封。完成度の高さは別格だ。

 初球は148キロをマーク。その後もコンスタントに145キロを超えたが、「7、8割の力で投げた」。内外角にしっかり制球し、大きく曲がるスライダーも織り交ぜ、三回を終え早くも7奪三振。北信越大会では投げなかったフォークも、「全国大会で試してみたい」と解禁し、最後の打者は132キロのフォークで空振り三振に仕留めた。

 広陵打線は今秋の中国大会準決勝で創志学園(岡山)の最速150キロ右腕・西純矢(2年)を攻略している。広陵の中井哲之監督は奥川を「コントロール、緩急、変化球の精度は今の時点で西君より上」と評し、「(フォークの球速の)131、2キロは普通の高校生なら直球」と脱帽した。

 今秋のU18(18歳以下)アジア選手権の高校日本代表に2年生でただ一人、選ばれた。大会期間中、宿舎で同部屋だった大阪桐蔭の根尾昂からは「(投球の)組み立て方を教わった」という。大量点をもらった後は打たせて取る投球を心がけ、球数を78球で終わらせたのはその効果だろう。

 完璧な内容にも「甘い球があった。投げミスをなくせば、もっといい投球ができる」と奥川。183センチの大器は底が見えない。【安田光高】

最終更新:11/10(土) 23:16
毎日新聞

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