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報知映画賞は今年も激戦…「万引き家族」「犬猿」最多8ノミネート

11/11(日) 5:01配信

スポーツ報知

 映画賞レースのトップを飾る第43回報知映画賞のノミネートが決まった。最多の8ノミネートに「万引き家族」「犬猿」の2作品が並んだ。

【写真】第43回報知映画賞ノミネート一覧

 6部門でノミネートされた「万引き家族」は今年5月のカンヌ国際映画祭で、日本映画では21年ぶりにパルムドール(最高賞)を受賞。都会の片隅の平屋で、祖母の年金を頼りに、万引きで日用品を補いながらひっそりと暮らすある一家の姿を描き、家族の在り方を問いかける。9月に亡くなった樹木希林さん(享年75)が祖母役で出演しており、助演女優賞にノミネート。他、子供役を演じた佐々木みゆ、城桧吏がそれぞれ新人賞にノミネートされた。

 5部門でノミネートされた「犬猿」は刑務所帰りの乱暴者でトラブルメーカーの兄と、真面目で気の優しいサラリーマンの弟、仕事はできるが器量が悪い姉と、ルックスはいいが要領の悪い妹、仲の悪い兄弟姉妹の愛憎を壮絶に描く。日本テレビ系「今日から俺は!」(日曜・後10時半)に出演中の伊藤健太郎、女性お笑いコンビ・ニッチェの江上敬子は、ともに「助演」と「新人」の2部門にノミネートされた。

 続く7ノミネートは、大根仁監督が韓国のヒット作をリメイクした「SUNNY 強い気持ち・強い愛」。専業主婦の奈美(篠原涼子)が、偶然再会した末期がんの親友のため、女子高生時代の仲良しグループ「サニー」の再結集に奔走する。小室哲哉氏が劇中音楽を手がけたことでも話題を呼んだ。

 木村拓哉が主演し、エリート検事が法を犯してでも罪人を裁こうとする姿を描く「検察側の罪人」、山下智久主演のフジテレビ系ドラマの映画版で今年No.1のヒットを記録した「劇場版コード・ブルー―ドクター・ヘリ緊急救命―」が6ノミネートで続いている。

 ノミネートは、読者投票をベースに報知映画賞事務局が選定。受賞作・受賞者は今月開かれる選考委員会で決まり、12月下旬に表彰式が行われる。

 ◆報知映画賞 映画界の発展を願い、1976年に始まった。2008年から読者投票の結果も加味したノミネート制を導入。この作品部門、個人部門の中から選考委員会で受賞者・受賞作を決める。公開規模の大小、興行収入、観客動員数などにとらわれることなく選考され、賞レースのトップを切って発表、表彰されることから映画界以外からも高い関心を集めている。

最終更新:11/11(日) 15:32
スポーツ報知

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