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東急大井町線の新座席「Q SEAT」を体験! ほかとは違う「座れる通勤列車」だった

11/10(土) 17:18配信

乗りものニュース

7両編成の1両だけ指定席に

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 東急電鉄は2018年11月10日(土)、大井町線、田園都市線に導入する通勤客向けの有料座席指定サービス「Q SEAT(キュー・シート)」の車両を報道陣に公開しました。

【写真】3号車「Q SEAT」の車内

 今回公開されたのは、大井町線の新型車両「6020系電車」の3号車に組み込まれた「Q SEAT」用の車両です。車体はオレンジ色で装飾され、前後の車両とは異なる座席指定車両であることが分かりやすくなっていました。

 車内に入るとクロスシート36席とロングシート9席が並んでいました。クロスシートはロングシートに転換できる機能を搭載。座席指定サービスを提供しない列車ではロングシートになります。このほか、電源コンセントやカップホルダーを設置。無料のWi-Fiサービスも提供されます。

「Q SEAT」が導入されるのは、平日の19~23時台に大井町駅を発車する急行5本。旗の台、大岡山、自由が丘、二子玉川、溝の口、鷺沼、たまプラーザ各駅に停車し、田園都市線の長津田駅まで直通します。「Q SEAT」車の利用時のみ、運賃とは別に指定料金(400円均一)を払う必要があります。

 近年は西武「S-TRAIN」や京王「京王ライナー」など、通勤客向けの座席指定列車の導入が相次いでいます。いずれも通勤型電車の車内に、クロスシートに転換できる座席を設置。編成中の全ての車両が指定席車で、「座れる通勤列車」として運行されています。

 一方、東急「Q SEAT」は編成中の1両のみ指定席車。前後の車両は運賃だけで乗れるロングシートです。東急鉄道事業本部の北野喜正課長補佐は「需要ですとか、ほかの車両や列車への影響、編成全部を指定席にすると運行頻度が確保できないなどの課題を社内で相当議論しました。まずは編成中1両だけサービスさせていただこうと考えました」と話していました。

「Q SEAT」の営業開始は12月14日(金)の予定。ただし「Q SEAT」車を組み込んだ6020系は11月中旬から通常の列車で営業運転を開始します。

草町義和(鉄道ライター)

最終更新:11/12(月) 12:59
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