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侍・柳田メジャー驚弾 9回2死逆転サヨナラ2ラン

11/10(土) 11:51配信

西日本スポーツ

 ◆2018日米野球:第1戦 日本7x-6MLB選抜(9日・東京ドーム)

 ギータのミラクル弾で侍がサヨナラ激勝!! 「2018日米野球」が9日、東京ドームで開幕し、米大リーグ(MLB)オールスターチームと対戦した野球日本代表「侍ジャパン」の柳田悠岐外野手(30)が9回に劇的な逆転サヨナラ2ランを放った。イェイツ(パドレス)の速球をバックスクリーンに運び、MLBの猛者たちの度肝を抜いた。侍デビューを果たした高橋礼も2回を無失点と好投。日本シリーズMVPの甲斐が2安打を放ち、9回に代打で登場した上林も中前打から二盗を決めるなど、2年連続日本一のホークス勢が初戦から大活躍した。

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■13戦目で侍1号

 メジャー軍団の度肝を抜く一撃がバックスクリーンに飛び込んだ。左手でヘルメットを軽く押さえ、右手でベンチを指さした。東京ドームは狂喜乱舞。絵になる男だ。柳田が逆転サヨナラ2ランで初戦の白星を導いた。侍ジャパンでは13試合目での初アーチ。興奮気味にお立ち台に上がった。

 「最高です。ミラクル! いやあ良かったです。来た球を、当てられる球をしっかり当てる。その中で自分のスイングをしようと思いました。シンプル イズ ベスト!」

 ど迫力の一発攻勢に敗色濃厚だった。「本塁打は全部すげえなと思った。一ファンがセンターを守っていた」。9回に1点差に迫り、なお2死一塁。イェイツの1ボールからの146キロを粉砕した。「フライを打とうと思った。会心です。みんなが喜んでくれて良かった」。間違いなく、この試合で一番の当たりだった。

 メジャーへの憧れを隠すことはない。「バラエティーより野球がおもしろい」とシーズン中はテレビ中継にくぎ付けになる。順調なら2020年に海外フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たす。同僚から「おまえはメジャーに行くべき」と背中を押されたこともある。それでも「まずはすごい成績を残さないと」と口にする。

 視線の先には、20年の東京五輪がくっきりと描かれている。「オリンピックは特別。どんな雰囲気になるんでしょうね」。いつも鳥肌の立つような打席を求めている。「終盤に2点ぐらい負けているときが一番集中する」。広島との日本シリーズ第5戦では、延長10回にバットを折りながらのサヨナラ弾。またも土壇場で仰天の一発を放った。

■前回14年MVP

 4回は四球で出塁すると、間髪入れずに続く岡本の初球で二盗を決めた。メジャーを代表する強肩捕手のモリーナからのチーム初盗塁だった。「(投手の)モーションが大きかったので。あまり走る気はなかったけど」。5回には申告敬遠で歩くなど、既にメジャーにも恐れられている。

 「(侍1号は)いい思い出ができた。まだまだ打てるように。本当は休み(オフ)なんですけど、野球をやっていて良かったな」と笑いを誘った。14年の日米野球ではMVPに輝き、米球界にも「YANAGITA」の名前をとどろかせた。今年は侍ジャパンの揺るぎない主軸として、メジャー軍団を震え上がらせる。

西日本スポーツ

最終更新:11/10(土) 11:51
西日本スポーツ

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