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現新2人の候補者、対照的なネット戦略 福岡市長選

11/11(日) 5:11配信

朝日新聞デジタル

 18日投開票の福岡市長選で、現新2人の候補者が対照的なネット戦略をとっている。討論会風のやりとりでブログを更新する新顔の神谷貴行氏(48)に対し、現職の高島宗一郎氏(44)は「押しつけ」とみられるのを嫌い、ネット上の発信は控えぎみだ。

【写真】神谷貴行氏が更新を続けるブログの投稿。「架空討論会」は毎回、高島宗一郎氏の画像で締めくくられる。

 「フッ、かみやくん。それは(空欄)ということなんだよ!」。神谷氏のブログ「架空討論会」には、高島氏が発言しているような吹き出しが登場し、空欄に高島氏の意見を求めている。

 高島氏の10月末の会見をもとに、主な政策への論争を「勝手に」挑む企画だ。例えば創業支援について「『友達感覚』で始まるベンチャーは、ブラック職場になる恐れがある」「『起業の街』だからこそブラック企業根絶条例が必要」と主張を展開。2日に始め、9日で5回目となった。

 神谷氏は「街頭演説の声が届けられない人にも、政策の違いを伝えられる」と話す。高島氏からの反論を待っているという。

 高島氏は4日、遊説先の玄界島で猫を撮影。翌日、ブログやフェイスブックに「選挙初日は福岡市役所から最も遠い小呂島、玄界島へ! お魚くわえたどら猫を初めて見た」と写真付きで投稿した。ただ、期日前投票を呼びかけた10日まで、更新はなかった。

 高島氏は選挙戦で144の小学校区をすべて回るとしており、「市民と向き合う2週間にしたい」と話している。

 陣営の担当者は「ネットのタイムラインに主義主張が流れてくるとうっとうしく思われがち」と説明する。「ネットメディアの取材を多く受けてきた。詳しく知りたい人は過去記事を検索してくれるだろう」(柏樹利弘、福井悠介)

朝日新聞社

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