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すい臓治療や不眠など解説 三島でがんセンター講座

11/11(日) 7:30配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県立静岡がんセンター公開講座「知ってなるほど!がん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の第6回講座が10日、三島市民文化会館で開かれた。

 上坂克彦院長代理兼肝胆膵外科部長が「肝・胆・膵(すい)がんの最新治療」、新里馨腫瘍精神科部長が「眠れてますか?」、浦上研一研究所診断技術開発研究部長が「がんのゲノム(全遺伝情報)医療」と題して講演した。

 上坂部長は「治らない」イメージが強いとされるすい臓がんの治療法について、手術後に抗がん剤治療を行う補助化学療法はがんの再発率を低下させ、生存率を高めることが臨床試験により明らかになったと説明。手術は高難度のため、実施件数の多い病院で行うことを勧めた。

 新里部長はがん患者における不眠やその原因を解説した。夢と現実の区別が付かない「せん妄」は治療の継続を妨げる重大な問題と指摘し、「まずは生活習慣を見直し、睡眠外来を受診してほしい」などと呼び掛けた。

 浦上部長は遺伝子を解析することで、患者の特性に応じた治療が可能になるゲノム医療の概要を紹介。同センターの臨床研究「プロジェクトHOPE」の特徴や展望を述べた。

 約610人が聴講した。次回は12月15日午後1時から、放射線治療とがんの骨転移をテーマに講演を行う。

静岡新聞社

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