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【エリザベス女王杯】名手蛯名 フロンテアクイーンで金星狙う

11/11(日) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【木津のジョッキー直撃!】

 蛯名と国枝厩舎とのつながりは強くて深い。

 国枝厩舎は今年もアーモンドアイで牝馬3冠を達成して、開業以来GⅠで14勝を挙げている。

 その騎手別の勝ち鞍を見てみると、トップは蛯名の7勝(07年有馬記念=マツリダゴッホ、09年阪神JF、10年牝馬3冠、11年ヴィクトリアM=アパパネ、14年朝日杯FS=ダノンプラチナ)。2位ルメールは3勝で、4勝もの差をつけているのだ。

 エリザベス女王杯に出走するフロンテアクイーンも2歳時から蛯名に手綱を委ね、秘めた高い能力の開花を託した。

 そのもくろみは的中。古馬になってからは、一線級と互角に渡り合えるようになるまで。

 そして、たどり着いた大舞台。名手は静かに金星を狙っている。

――近2走を振り返ってください。クイーンSは4カ月半ぶりでした。
蛯名騎手「雰囲気自体は良かったけど、美浦→函館→札幌と輸送して体を減らしていたので、どうかなと思ったんだ。でも、頑張ってくれた。4コーナーではディアドラにかぶせられて苦しい体勢になりながらもあきらめずにね」

――府中牝馬Sは。
「1コーナーで前をカットされたのがちょっと痛かった。重賞ともなると0秒1、2の差が大きいから。それでも、速い時計、上がりで走れたのは収穫。それに昔ならリズムを崩すと力んだりしてたんだけど、それもなく落ち着いて走れたのもよかったよ」

――確かな成長を感じ取っているんですね。今週の追い切りにまたがりました。雰囲気はどうでしたか。
「考えていたよりもちょっと速くなった。でも、いい動きで順調。テンションとこちらの指示に従ってくれるかの確認もしたけど、上手に従ってくれたよ。デキそのものは前走もいい感じだったので、大きくは変わってないね。高いレベルで維持している」

――GⅠです。どのようなイメージで乗ろうと考えてますか。
「メンバーは非常に強いけどこちらも十分やれてもおかしくない能力を持っているよ。ロスなく立ち回りたかったので内枠が欲しかった。2枠はいいよね。運も向いてきたので何とか力を引き出してあげたい。噛み合えばチャンスもあるはずだから」

(木津信之/日刊ゲンダイ)

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