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ユヅくんお先に!宇野、GPシリーズ連勝で4季連続ファイナル進出/フィギュア

11/11(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 フィギュアスケート・NHK杯第2日(10日、広島県立総合体育館)男子ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が、フリーも首位の183.96点で合計276.45点としてNHK杯初優勝。第2戦スケートカナダに続いてグランプリ(GP)シリーズ2連勝で、4季連続となるGPファイナル(12月6-8日、カナダ・バンクーバー)出場が決まった。女子フリーでは、GP第1戦スケートアメリカ優勝の宮原知子(20)=関大=が143.39点でSPとともに2位。合計219.47点で2位に入り、GPファイナル進出を決めた。

 演技を終えてしばらく、取材エリアに姿を見せた宇野の息はまだ上がったままだった。2位に20点超の大差をつけ、GP通算5勝目。万全でない状態の中、ファイナルへの切符を男子では一番乗りでつかみ取った。

 「いい演技には1歩近づけたかな。後味は悪くない演技でした」

 冒頭の4回転サルコーは回転不足となり、課題とする4回転トーループの連続技ではSPと同様に着氷が乱れた。最高難度レベル4のステップや表現力で、なんとかカバーする内容だった。

 関係者によると、2週間前のGP第2戦、スケートカナダの疲労に加え、左足には「力が抜ける」違和感があったという。それでも弱みは見せない。憧れの高橋大輔(関大KFSC)らが演じてきた伝統のナンバー「月光」を演じ切った。

 地元・名古屋での開催だった昨季のGPファイナルは、わずか0・50点差でチェン(米国)に戴冠を譲った。4回転ジャンプの質が、好敵手とのメダルの色に優劣をつけた。ルール改正で技の出来栄えが重視されるようになった今季、ジャンプの精度を追求。「『跳べたら次』ではなく、『質の良いジャンプを跳べたら次』とやっている」と目標設定を高める。

 演技構成を変えるプランもあったが、樋口美穂子コーチに直訴して予定通り滑りきった。「もっと自信をつけて自分を信じられるようになれば、もっといい演技になる」。鋭い視線をトップ6選手で競うバンクーバーに向けた。

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