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東京、新谷でVだ!「第34回東日本女子駅伝」11日号砲/駅伝

11/11(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 秋の福島路を駆け抜ける「第34回東日本女子駅伝」は11日、福島市の信夫ケ丘競技場を発着点とする9区間、42・195キロで行われる。10日は福島市内で開会式などが行われた。東京は2012年ロンドン五輪代表で、4年ぶりに現役に復帰した新谷(にいや)仁美(30)=ナイキTOKYO TC=をアンカーに据え、10年ぶり9度目の優勝を狙う。

 4年ぶりに現役復帰した新谷が、アンカーとして力強く宣言した。

 「やるからには1番じゃないと気が済まない。(前との差が)1分以内だったら縮められる」

 2012年ロンドン五輪で5000メートル、1万メートルに出場。13年のモスクワ世界選手権では1万メートルで残り1周あまりまで先頭を引っ張り5位入賞と、世界のトップと戦ってきた。ところが翌年1月、25歳の全盛期に突然の引退。右足の足底筋膜炎が主な理由だったが「好奇心が旺盛なので、いろんな世界を見たかった」。

 競技を離れ、東京都内で約3年間のOL生活。その間、現在の所属先の知人から何度か誘いを受け、1年前に復帰を決めた。今年7月の記録会では5000メートル15分35秒19で来年の日本選手権標準記録を突破。10月の記録会で、さらに11秒18縮めた。

 ロンドン五輪で出した自己記録15分10秒20に少しずつ近づいているが、「(今のタイムは)世界に通用しない。気分で決めた復帰だから、明日やめるかもしれない」と“新谷節”。独自の考えを貫く姿勢は変わらない。

 それでも周囲の期待は集まる。開会式では、テレビ中継で解説を務める1984年ロサンゼルス五輪女子マラソン代表の増田明美さん(54)が、阿武隈川の白鳥になぞらえて「陸上にも帰ってきた人がいます」と紹介。モスクワ世界陸上のゴール後に「ここでメダルを取らなきゃいけないのに、と大泣きしていた」とのエピソードも披露された。

 「“公開処刑”ですよね。私、ああいうの苦手なのに…」と苦笑いする新谷。復帰後初となる駅伝を「個人戦と違う温もりを感じる」と楽しみつつ、快走を誓った。

最終更新:11/11(日) 17:00
サンケイスポーツ

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