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松山、超絶ショット成功で予選通過 V困難も諦めず「コースレコードが出せれば」

11/11(日) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇男子ゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 第3日(2018年11月10日 静岡県 太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 悪天候で順延となった第2ラウンドの残りを行い、暫定43位から出た松山英樹(26=LEXUS)はインの9ホールで2バーディーを奪い、通算イーブンパーの25位で最終日の決勝ラウンドに進んだ。通算8アンダーに伸ばした秋吉翔太(28=ホームテック)が単独首位。石川遼(27=CASIO)は通算8オーバーで予選落ちした。濃霧の影響で開始が1時間遅れ、72ホールの実施が困難となり大会は54ホールに短縮となった。

 勝負どころが分かっていたかのように、松山が珍しく緊張を和らげるしぐさを見せた。18番。ラフからの第2打は、前方に数本の木が立ちはだかり、左足下がりの難しいライだった。ピンまでは175ヤードあったが、松山は2オンを狙った。「迷いはなかったです」。飲料水を口に流し込み、軽くジャンプしてリラックスすると8Iを手にした。第2打は勢いよく木の間をすり抜け、ピン奥6メートルに着弾。イーグルは逃したものの楽々バーディーを奪った。

 この日は10番第3打からの仕切り直しとなったが、アプローチがカップイン寸前のナイスショットとなり、流れをつかんだ。「良いパーが取れたので、その後がスムーズにできたかな」。前日はフェアウエーキープ率が50%だったが、18番を除く5ホールでフェアウエーに乗せた。

 コースの全面改修に、監修として携わった。予選落ちは避けたい状況の中、スコアを2つ伸ばし25位で予選は通過。それでも首位とは8打差。決勝ラウンドは18ホールに短縮された。ホールアウト後、一緒に回った宮里に「コースレコード(10アンダー)目指して頑張って」と激励され、「レコードが出せればプレッシャーはかけられる。厳しい状況にはなりましたが、それを目指して頑張れたら」と諦めない気持ちを押し出した。

 13年日本プロ選手権最終日。首位から出た松山は金ヒョンソンにツアー最大となる9打差を逆転された。悪夢を経験する男は力を込める。「明日も(ショットが)曲がらなかったらチャンスはあると思う」。今度は自らが「歴史」の主役を担う。

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