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【川崎F・大島独占手記】W杯の悔しさ糧に全力プレー!Jクラブ活躍目立つACL「来年こそは僕たちが」

11/11(日) 8:28配信

スポニチアネックス

 ◇明治安田生命J1第32節 川崎F1―2C大阪(2018年11月10日 ヤンマー)

 【独占手記】今日は負けましたけど、優勝できたので今はホッとしています。去年はリーグ初優勝できましたけど、ACL、ルヴァン杯では悔しい思いをしていました。リーグ連覇を狙えるのは僕たちだけだったので、チーム全体が高いモチベーションで臨めたシーズンだったと思います。

 個人的には今年、W杯のメンバーにも選ばれました。でも大会直前のスイス戦で腰のあたりを強打して、離脱してしまった。早く合流したかったですけど、実はしばらく生活するのもつらいぐらいで、結局、大会では出番がありませんでした。1次リーグを突破したチームの雰囲気を味わえたのは良かったですけど、サッカーでは正直、何も得られなかったと思っています。

 高3のときも同じようなことがありました。高校総体で疲労骨折していたにもかかわらず、メンバーに選んでもらいました。凄く痛かったんですけど、試合に出たくてベンチ横でアップしていました。でも結局、試合には出られなくて、チームも3回戦で敗退。卒業後、川口監督から冗談交じりにこう言われたんです。「おまえを連れて行かないで、他の人間を選んでいたら(3回戦を)突破していたな」って。

 同じではないですけど、W杯も限られた人数の中で、監督は使える選手を選んだと思います。その中で、自分のことですけど、選んだけど本番で使えなかった選手がいた。西野さんにとって18人全員ピッチに立てる選手であったなら、もしかしたらベスト8の壁も越えられたかもしれないと思うと、自分の力不足も感じましたし、残念というより、申し訳ない気持ちが強かったです。

 帰国後は、そういった個人的な感情は胸にしまい、チームに迷惑をかけないよう今いる環境で、全力でプレーしようと心掛けました。だから中断明け初戦の札幌戦は絶対に落とせないという気持ちで臨みましたし、勝ててホッとしました。度重なるケガも、トレーニングで徐々に強くなっている実感はあります。あとはケガをすると、妻(氏名、年齢は非公表)がつらそうな顔をするのがつらい。僕が出ていない試合も見に来てくれるので、なおさらケガはできないな、というのもあります。筋トレはあまり好きではないですけど、妻の存在がモチベーションになっているのは間違いないですし、感謝しています。

 ここ2年、ACLではJクラブが活躍しています。だから来年こそは僕たちがという気持ちもあります。これからもいろんなことにモチベーションを切らさずに頑張っていきたいです。 (川崎フロンターレMF)

 ◆大島 僚太(おおしま・りょうた)1993年(平5)1月23日生まれ、静岡県出身の25歳。11年に静岡学園高から川崎F入り。同年5月7日の神戸戦でJリーグデビュー。背番号10をつけた16年は6月に日本代表に初招集され、7月にはU―23代表としてリオ五輪に出場。9月にはUAE戦でA代表デビューを果たした。18年W杯メンバー入りも出場なし。1メートル68、64キロ。利き足は右。

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