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夢への道 支えに感謝 菊池投手(西武)の父が講演【岩手】

11/11(日) 8:20配信

岩手日日新聞社

 花巻市PTA連合会(青木明希会長)の研究大会は10日、同市湯口の湯の杜(もり)ホテル志戸平で開かれ、プロ野球西武の菊池雄星投手の父の雄治さん(58)=同市出身、盛岡市=が記念講演した。幼少時代のエピソードや写真、トレーニング映像などを交え、菊池投手がプロ野球選手になるまでの道のりや練習に取り組む考え方などを明かした。

 菊池投手が盛岡市立見前中学校に通っていた3年間、PTA会長などを務めた雄治さん。「多くの人に支えられて」と題した講演では、好奇心旺盛な子供だった菊池投手が水泳や絵画、バレーボールなど多くの習い事を体験してきたことや、少年時代に全国大会で負けた経験から自分の力不足と向き合ったこと、岩手の選手のみのチームに魅力を感じて花巻東高に進み、恩師や仲間と過ごした思い出などを語った。

 小学2年生の時に「大きくなったら、まつざかみたいに155キロをなげたい」と具体的な夢をしたため、高校時代は「高卒でメジャー入団」「MAX155キロ」などの目標を掲げて食事トレーニングや勉強に取り組んだと紹介し、「夢に大きい、小さいはない」「どんな練習をしたかより、どんな思いで練習したかが大事」など菊池投手の語録も解説した。

 人との出会い、本との出合い、チームメートとの絆など、球界を代表する左腕をつくり上げたさまざまな巡り合わせにも触れ、「親や指導者、友人の一言で人生が変わることもある」と強調した。

 息子の人物像については▽野球が誰よりも好き▽練習あるのみ▽指導者や仲間に感謝している▽夢を描いて願い続けている―などと分析。自身もPTAや父母会に関わったことで「素晴らしい先生や保護者らに出会い、活動を楽しもうとすることができた」と振り返り、周囲の支えに感謝する考え方に同調した。

 会場には市内各校のPTAや一般市民ら約300人が来場。記念講演に先立ち、各校のPTA役員を務めた功労者や、子供たちの健全育成を推進した地域住民ら63人、3団体を表彰した。

最終更新:11/11(日) 8:20
岩手日日新聞社

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