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亀田史郎「和毅は井上尚弥選手に勝つよ」、大毅「一理ある」 二人が語った和毅のポテンシャル

11/11(日) 11:03配信

AbemaTIMES

 11月12日に後楽園ホールで行われる、スペインのアビゲイル・メディナとのWBC世界スーパーバンタム級暫定王座戦を控える亀田家の三男・和毅について、父・史郎と次男・大毅が言及。この一戦が和毅にとって意味するもの、さらに将来的に和毅本人が望む日本が誇るバンタム級のモンスター・井上尚弥との戦いについて持論を展開した。

 「相手は関係ない。メディナは危険な相手ではない。今回、和毅が戦うべきは自分自身」

 12日の戦いを前に様々な予想が飛び交う中、父・史郎氏の言葉は意外なものだった。その言葉は今回の戦いに限らず、先を見据えたうえで克服すべき、長年の課題を意味していた。

 「和毅は今までの試合で、一度も自分が持っているものを出し切れていない。それが出せれば、という思いがずっとある。今回の試合で、その殻を破って欲しい。それが出せたら、自ずと試合は終わっているはず。だから自分との戦いなんや」

 「出し切れていないもの」とは何か? 今となっては直接指導を受けることはないが、和毅は変わらず、相手の特徴や癖を見抜くのが得意だという史郎氏に練習や試合の映像、対戦相手のビデオなどを送ってはアドバイスを求めているという。そんな背景もあり、和毅のボクシングについて熟知する史郎氏が指摘する和毅の癖。破るべき殻とは。

 「ボクシングには“半歩”の難しさ、駆け引きがある。半歩前に出るか、半歩下がるかでパンチのクリーンヒットに大きな違いが生まれる。その点、和毅はまだ『ここぞ』というタイミングで半歩前に出る駆け引きができていない。おそらくそれは自信の問題。倒せるだけのものを持っているのに、自信の無さがそれをずっと邪魔している。今回はベルトを獲りに行く立場やから『半歩が大事やで』と改めて伝えている。とはいえ簡単ではない。あの長谷川穂積だってチャンピオンになるまで2KOや。世界チャンピオンになってタイミングを掴んでからはどうや? KOの山を築いた。和毅も同様に、今回の一戦で掴むことができれば、グッと前に行けるはずや」

 過去最高のコンディションが報じられる和毅だが、史郎氏の目にはどのように映っているのか。するとコンディションとは異なる、和毅のある変化について言及した。

 「パワーがついたこともあり、スパーリングで相手を倒しに行く姿勢が前面に出てきている。今までとは違うことが和毅の中で起こっている。だから今回はとても楽しみ。見ごたえはあるやろな」

 和毅は「何階級制覇よりも、強い選手との対戦、将来的には井上尚弥選手とやりたい」と明言している。現在は階級が異なる二人だが、近い将来、井上がスーパーバンタム級に階級を上げることも噂されている。二人が同じ階級になれば、ビッグマッチも現実味を帯びてくる。

 「世間的には9(井上):1(和毅)の賭け率やと思うけど、オレはモノが違うと思っている。その時、リングに上がったら分かると思う。ただ今のままやったら無理やで。さっきも言ったように、和毅が今回の試合で掴むもの掴んでチャンピオンになって、何度か防衛を重ねていったら、間違いないと思う。ただそれは『亀田家だけ』が心の中で思っていること。昔、子どもたちに『何でお父さん、そんなに自信があるの?』って聞かれたことがある。それは手応えがあるから言ってるだけのことや。見てて、必ず和毅は井上選手に勝つよ」

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最終更新:11/11(日) 11:03
AbemaTIMES

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