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村上虹郎、父・村上淳との2度目の共演で心境変化「すげえ…と尊敬」

11/11(日) 11:15配信

AbemaTIMES

 俳優の村上虹郎が今、熱い。TBS系連続テレビドラマ「この世界の片隅に」でのヒロインに淡い思いを抱く海軍水兵・水原哲の余韻も冷めやらぬ中、モノクロ映画『銃』(11月17日公開)では、拾った拳銃を持て余す大学生トオルの静かなる狂気を体現している。しかも父親で俳優の村上淳と2度目の親子共演。「対峙の心境が前回とは違う」という心構えの変化について聞いた。

 前回の共演は、カンヌ常連でドキュメントチックな演出を施す河瀬直美監督による映画『2つ目の窓』(2014)。虹郎にとって映画初出演にして初主演の俳優デビュー作だ。「前回はド素人対俳優で、共演というか化学反応という感じ。そういった意味では、俳優対俳優として対峙するのは今回が初めてといえる」。あれから少なからずキャリアを積んだという自負がある分、約3年ぶりの共演に思い入れも強い。配役が決まった際は「オヤジか!と笑ったけれど、腑に落ちた部分もある。重要なシーンでの共演だし、親子共演は作品としても最大のフックになるから」と気合もみなぎった。

 撮影前にはメールで「宜しくお願いします」とシンプルなメッセージを送ったという。お互い気恥ずかしさがあったのかもしれない。返信も「こちらこそ」と至ってシンプル。それで十分に分かり合えた。冷静な当人以上にソワソワしてしまったのは、案外周囲だったりする。「共演場面はエキストラもカット数も多く、大変な撮影に。武正晴監督が声を荒げるのを初めて見ました。一方の僕らはシンプルで他愛のない話をしていました。ああ見えてオヤジは結構気さくなタイプなんです」と笑う。

 俳優・村上淳に対して「ときに邪魔だと思う時期もあった」という。それは「だって“俳優の村上”と言ったときに、同じ苗字が他にいるわけですからね。周囲は“村上?どっちの?”となる」。ごまんといる俳優の中で、一つの役柄を得るための水面下の競争は激しい。たとえ世代が違っても、同業者は良き同志であり良きライバルだ。

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最終更新:11/11(日) 11:15
AbemaTIMES

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