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オリラジ中田敦彦が語るイクメン論 「娘も妻も俺のことが好きだから、周りの意見は関係ない」

11/11(日) 1:00配信

ニッポン放送

毎週水曜日午後6時から放送のニッポン放送「オリエンタルラジオ 中田敦彦のオールナイトニッポンPremium」。2時間半にわたる“本音”トークの中から、allnightnippon.com編集部が厳選した内容を、中田敦彦の“熱い語り”そのままに、毎週お届けする。なお10月31日の放送は、ニッポン放送ではプロ野球日本シリーズ中継のためオンエアされず、午後7時から8時50分までネット局のみでの放送となった。

「オリエンタルラジオ 中田敦彦のオールナイトニッポンPremium」今週の“中田論” 第5回 その2(10月31日放送分)

――今回の放送では、リスナーから“油ギトギトの長文メール”を募集した中田敦彦が寄せられたメールに答えた。

「イクメンの記事を見ました。僕も嫁の機嫌を取って取って取りまくっているのに、ちょっと家に帰るのが遅くなったり休みの日に起きるのが遅かったりするとめちゃくちゃ怒られます。中田さんの記事を見てもっと自分にワガママに生きればいいのかなと思いました。中田さんは離婚してもいいという立ち位置で見直してみると答えていらっしゃいましたが、どのように生活は変わっていきましたか?」

そこだよなー。パパ友みたいな感じで幼稚園の他のお父さんと話してもこういう人はすげえ多いんですよ。誰も奥さんから100点をもらっている旦那がいなくて、とにかく「いやー…」って言って非常に辛そうにしてるの。だけど、その幼稚園のお父さんとかってみんなすげえ優秀なんですよ。みんなシュッってしてるし、すげえいい感じで働いていて。

しかも全然暴れん坊じゃないんですよ。めちゃくちゃ家庭的なの。仕事終わったら普通に帰って、一生懸命家庭のためにもね。幼稚園のパパ友の会にもしっかり参加したりしているわけじゃないですか。何を罵られる要素があるんだろって思うんだけど、そういうお父さんほど苦しんでいたりして。

もちろんね、お母さんはすげえ大変なんだけど。だからねえ……。男って負い目があるんですよ。基本的には痛みを伴ってないし、いる時間も絶対的に短いから。だけど、辛いお母さんに寄り添う本とか記事とかっていっぱい出てきてる気がするのね。それでも解決されないのはもちろん分かる。だけどね、それに寄り添おうとしている旦那に寄り添うスタンスの記事とかメディアってないんですよね。

昔のダメな旦那って本当にダメな旦那じゃないですか。働かないで酒を飲んだくれて暴力を奮っちゃうみたいな。よそで女を作っちゃって帰ってこないみたいなね。そんなダメ親父はもういない……いるんでしょうね、いるんだけど、世間で批判されているパパはそういうパパじゃないんですよ。最近のパパ批判って一捻りあって「イクメンぶるやつ」とかがママとかにめっちゃ叩かれるんですよ。「なんかあったら手伝うよ」とか言ったらママ友からボコボコにされるわけ。「手伝うよじゃねえよ! おめえも親だろ。立ち位置間違えてんじゃねえよ」ってボコボコにされるんですよ。皿洗いとかするでしょ。「洗っといたよ」とか言うと「洗っといたよじゃねえよ! 私達は他の曜日で全部洗ってんだよ。何褒めて欲しそうにしてんだよ」って感じでボコボコにされるの。でもそれは可哀想だろって。

それっていい旦那なんだよ。だってさ、他の5曜日は一生懸命仕事もしてるわけじゃん。だけどさ、「誰の金でメシ食ってんだ」なんて言ってる親父はあんまいないじゃん。誰の金でメシ食ってんだよなんていうのはムチャクチャ古くてズレてる考えだって言うことでボコボコに叩かれ終わったのよ。2人で稼いでいるわけだし、シェアしていこうよと。家事も女だけがするなんて言語道断だし、ある程度シェアしていこうよみたいな話は議論され尽くしたのよ。その上で手伝うそのスタンスが、なんだろうな、やっぱり男の方が少ないっていうことをずっと刺されるのよ。

なんかこのゲーム、結構むずいなって思い始めたのよ。またゲームとか俺が言うから叩かれるのよ。「ゲーム扱いしてるのか」って。でもさ、言ってみたらそういう例えをしているだけなんだけど、どうしたら妻が納得するかっていうのは本当に大きい目標なわけでしょ。俺がそういうことを言って記事に書くと、「奥さんに対して、奥さんの評価を上げるためだけに頑張ってたんじゃないですか?」「お子さんのことを本気で愛してますか?」とか色々言ってくるやつがいるんだけどそうじゃねえと。

子供が可愛いなんていうのはベースであって、その子供が可愛い可愛いで満足してちゃダメだろって議論がもうあって。子供を可愛がる前に嫁のケアだって議論がもうベースなんですよ。それがベースであって、「旦那は嫁のケアをしようぜ」っていうスタンスの中での俺の意見だから、そこを分かって欲しいんだけど。

その上でね、俺は寄り添えば寄り添うほど評価が下がっているお父さんをいっぱい見たんですよ。こんな送り迎えしてるお父さんは他にいないぜって家庭のママの愚痴で「うちの旦那何もしない」って。ウソだろ。あんなに子供を送り迎えしてるんだぜ。だから俺は思ったんですよ。極論だって言われるかもしれないけど、ダメオヤジぐらいがちょうどいいんですよ。「あいつ、家にいつ帰ってくるの?」みたいな。フラフラして好き放題やってるみたいな。

ある女性と話した時に、その人はお父さんをすっごい尊敬している女性だったの。どういうお父さんですか?って聞くと、好きなことを好き放題やっていて家族に迷惑をかけまくっていた。だけど私はあの人を尊敬してるって。なるほどなー。親父って品行方正で家族に向きすぎているだけでも家族から愛されない。むちゃくちゃやってるけど生き生きしてるっていう人もいるわけ。なんかね、それぞれじゃんって思ったの。

家庭に向きたいっていうやつもずっと家庭にいた方がいいし。でもねそうじゃない旦那もいるのよ。いい旦那っていうのは1つじゃない。だから、その奥さんとか子供が「あんたそれでいいよ」って言ったら、それがいい親父なのよ。だから俺は世間から「中田は間違っている。ありえない」って言われてても、俺は胸を張って言えるの、「俺は今いい親父だぜ」って。それはなんでか。娘が俺のことを大好きなんだよ。だから関係ないね。「中田のスタンスあり得ない」とか「こいつはヤバイ」とか「奥さん逃げた方がいい」っていうカキコミはいっぱいあった。でも妻は俺のことが好きだし、娘も俺のことが好きなんだ。それを俺は感じてるし言ってくれてる。

だから俺は俺のままでいよう。ちょっとぐらい世間に報告する時に後ろめたくても、俺は好き放題生きてるから、ありがとう家族って言ってたらいいのかなっていうのが今の気持ちだから。それぞれだからさ。もうちょっとダメな親父、ダメなママになってもいいのかなっていうのが今の議論かな。

ニッポン放送

最終更新:11/11(日) 1:00
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