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都民からの支持もなく、チェック機能もない都議会の現状

11/11(日) 8:08配信

ニッポン放送

ジャーナリストの須田慎一郎がラジオ番組に出演し、豊洲市場を中心に現在の都政の問題点を解説した。

環状2号線~着工の遅延について責任の所在を検証できない都議会

豊洲市場と築地市場を結ぶ道路「環状2号線」が昨日暫定開通し、車両の通行が始まった。環状2号線は2020年東京オリンピック・パラリンピックで選手村や競技施設などができる東京臨海部と都心部を結ぶ重要な道路で、豊洲市場周辺の渋滞緩和が期待されている。

飯田)市場開場の際は通行できなかった、ターレーが大挙して移動したときに使った道路ですよね。

須田)暫定開通してよかったですが、暫定道路を使っているわけですよね。余計なコストもかかっていると思います。その点についての検証が行われていないのはおかしい。
2年間遅らせて管理・整備費の点では余計なコストがかかったと言われているのですが、それ以外に、最終的に2年間開場が遅れたこと、経費やお金がかかったことに対して「どこに責任の所在があって、誰が負わなければならないか」の検証がまったく都議会で行われていないのはおかしいですよ。

飯田)確かに、都議会は知事や都政のチェック機能にも関わらず、やっていませんね。

須田)やるにやれないのでしょう。都議会の過半数は都民ファーストの会を中心とした小池与党ですから。

都民からの支持率が0%の都民ファーストの会

須田)笑ってしまうことに、あるメディアが世論調査を実施したら、都民ファーストの会の都民支持率が0%でした。

飯田)あんなに支持されていた都民ファーストが、0%ですか!

須田)小数点以下はあるのでしょうけれど、ほぼゼロです。すると、いまの都議会の機能はいったいどうなっているのか。都民からの支持もなく、都政に対するチェック機能もまったく果たしていない。都議会の役割がまったくなくなっています。それがいちばん恐ろしいのです。
今回の「環状2号線が暫定開通した」、「着工が遅れた」、「駐車場がきちんと作れるのか」などの件に関して監視する機能が、現在の都政では働いていないのですよ。

飯田)都議会議員選挙も知事選挙もまだまだ先。向こう1年くらいはこの権力構造が続きますね。

須田)1点目は小池さんがやりたい放題しても、誰もブレーキがかけられない。2点目は誤った政策で都民に被害損害が及んでも、それに対して責任の所在を明らかにできない。実を言うと、都政は暗黒時代を迎えていると考えていいと思います。

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最終更新:11/11(日) 8:08
ニッポン放送

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