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エジプトの共同墓地から珍しいスカラベのミイラが出土

11/12(月) 15:25配信

ロイター

[サッカラ(エジプト) 10日 ロイター] - エジプトのカイロ南方にあるサッカラの古代エジプトの共同墓地で、甲虫類に属するスカラベの希少なミイラが複数と、手付かずとみられる第5王朝時代(紀元前2500─同2350年)の墓が見つかった。考古学者らが発見したもので、数週間中にも発掘に入るという。

これらの墓は過去6カ月間に見つかった7つで、ウセルカフ王の王墓の一角にある。

エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長は記者団に、この墓地で最新の発見を公表する準備を進めていたところ、封印されたままの別の墓の扉が見つかったと述べた。

墓は第5王朝時代のもの。正面部分と扉が手付かずなことから、収蔵物がそのまま残っている可能性があるという。

古代エジプトでは、死後の世界で存在できるよう人体を保存する目的で人間のミイラを作ったのに対し、宗教的な捧げ者として動物のミイラを作った。

考古省は声明で、リネンに包まれた保存状態の非常に良い2つのスカラベのミイラが、装飾されたアーチ型の蓋のある石灰岩製の石棺から見つかったと説明した。

これとは別に、より小型の石棺から複数のスカラベが見つかった。

ワジリ事務局長は、「スカラベのミイラは大変特殊。2日前にこれらの石棺を見つけたとき、スカラベの絵で封印されていた。いままで聞いたことがない」と述べた。

同チームはこのほか、ネコ数十匹のミイラや金箔を施したネコの彫刻、お守り、ミイラ壷、筆記用具などの物品を発見した。

最終更新:11/12(月) 19:36
ロイター

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