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盗っ人許せぬ 青森 リンゴ被害多発 天災で品薄―果実、野菜がターゲット

2018/11/13(火) 7:02配信

日本農業新聞

販売ルート多様化品種、場所選ばず 防犯機器導入を

 防犯アナリストで日本防犯学校の梅本正行学長の話 農作物を狙った犯罪が深刻だ。一度に何十万円という被害に遭うケースがあり、廃業する農家もいる。ここ数年、品種や場所を選ばない傾向があり、全国どこの農家も被害に遭うと考えた方がいい。特に自然災害の後は品薄高になるので、農作物の盗難が増える傾向にある。

 農作物の犯罪があれば「プロの犯罪」といわれがちだが、プロというより集団による犯罪とみた方がいい。地域に精通していなくても、カーナビがあれば山奥の農道でもあぜ道でも把握できる。犯罪が分業化されている今、犯人が分かりにくく、盗んだ農作物や農機を売るルートも場所もいくらでもあり、農家は狙われている。

 パトロールだけでは限界があり、人が侵入したらすぐに転送されるカメラやセキュリティー設備などの防犯機器の導入が欠かせない。農家個人の投資は難しいので、JAが防犯機械をレンタルするなどが有効だ。

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最終更新:2018/11/13(火) 7:02
日本農業新聞

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