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【ブラジル】過去最大61億ドル 10月貿易黒字 年累計黒字は477億ドルに

11/13(火) 0:12配信

サンパウロ新聞

 産業貿易サービス省の1日発表によると、2018年10月(22営業日)のブラジルの貿易は輸出が222億2600万ドル、輸入が161億500万ドルで、収支黒字は10月としては過去最大の61億2100万ドルに上った。10月の結果により年初来の貿易黒字は477億2100万ドルに膨らんだ。

 今年10月の1営業日当たり輸出額は10億1030万ドル。17年10月に比べて12.4%、18年9月に比べて0.7%、それぞれ大きかった。17年10月に対しては1次産品の輸出額が26.0%増と大きく伸びたほか、完成品と半製品もそれぞれ5.5%、3.0%の拡大を見せた。1次産品の中では原油(前年同月比126.8%増)、大豆穀粒(同114.2%増)の輸出額が激しく伸びた。完成品の中では燃料油(同732.7%増)、飛行機用エンジン/タービンの部品(同280.4%増)、飛行機(同101.1%増)、鉄鋼製フレキシブル管(同79.9%増)、エタノール(同51.2%増)などの伸びが、また半製品の中では鉄鋼半製品(同75.8%増)、鉄合金(同11.4%増)、パルプ(同9.7%増)などの伸びが目立った。

 今年10月の主要輸出先5カ国は中国(61億6200万ドル)、米国(31億3600万ドル)、オランダ(10億8800万ドル)、アルゼンチン(10億1200万ドル)、チリ(6億800万ドル)で、これら5カ国で同月の輸出額全体の約54%を占めた。

 一方、18年10月の1営業日当たりの輸入額は7億3200万ドルと17年10月に対して12.4%増、18年9月に対して1.5%減だった。燃料・潤滑油の輸入額が前年同月に比べて24.2%大きかったほか、中間財が11.2%、資本財が11.1%、消費財が7.8%、それぞれ17年10月の輸入額を上回った。燃料・潤滑油の中では主に原油や軽油、石炭、天然ガス、飛行機用ケロシン、液化石油ガスなどで輸入額の増大が見られた。中間財の中では塩化カリウムや電話機の部品、尿素、ギアボックス、放送機器の部品、小麦及び小麦混合物、マイクロプロセッサなどの輸入額が、また、資本財の中では主に貨物用車両、石油プラットフォーム、機械装置、外科器材、電話交換機などの輸入額が増えた。消費財の輸入額は乗用車、医薬品、殺菌剤、サーモン、携帯電話機、プラスチック製品、オリーブオイル、ワインなどを中心に膨らんだ。

 18年10月の主要輸入元5カ国は中国(31億3500万ドル)、米国(25億5200万ドル)、アルゼンチン(9億4300万ドル)、ドイツ(9億3800万ドル)、日本(4億6400万ドル)だった。これら5カ国からの輸入額は同月の輸入額全体の約50%を占めた。

サンパウロ新聞

最終更新:11/13(火) 0:12
サンパウロ新聞

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