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台湾文学翻訳家、天野健太郎さん死去「台湾海峡一九四九」「歩道橋の魔術師」

11/14(水) 15:40配信

中央社フォーカス台湾

(東京 14日 中央社)台湾文学翻訳家の天野健太郎さんが12日、すい臓がんのため死去した。47歳だった。

台湾での留学経験がある天野さんは、中国語で書かれた文学作品の翻訳に尽力。台北駐日経済文化代表処台湾文化センターの朱文清センター長は、近年、天野さんと提携して台湾の出版物に関連する講座を複数開いていたことに言及。同センターにとってだけではなく、台湾文学界にとっても損失となったとその死を惜しんだ。

天野さんが初めて翻訳を手掛けた台湾文学作品は「台湾海峡一九四九」(龍應台著、2012年)。2015年に日本で出版された「歩道橋の魔術師」(呉明益著)は翌16年、本屋大賞・翻訳小説部門第3位に選出された。

今月7日に「自転車泥棒」(呉明益著)が出版となり、17日には同センターで開催される呉氏の講座で通訳を務める予定だった。

(楊明珠/編集:楊千慧)

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