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元F1ドライバーのジョニー・ハーバート、来季のレッドブル・ホンダに期待「躍進の可能性はあるし、フェルスタッペンは成熟した」

11/14(水) 18:58配信

motorsport.com 日本版

 元F1ドライバーのジョニー・ハーバートは、来季ホンダと組むことになっているレッドブルについて、非常にポジティブだと感じていると語った。

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 ロータスやベネトンで活躍し、現役引退後はテレビのF1中継などで解説を務めているジョニー・ハーバート。そのハーバートがmotorsport.comの取材に応じ、来季からスタートする”レッドブル・ホンダ”は非常にポジティブな組み合わせだと語った。

 レッドブル・ホンダに対する期待感を尋ねられたハーバートは、次のように語った。

「私はポジティブに思っている。かなり良くなっているように見えるし、信頼性も同様に良くなっている」

 ハーバートは、ホンダのパワーユニットについてそうmotorsport.comに語る。

「ルノーが今持っているよりも優れている可能性があるように見える。それは良いことだと思う。フェラーリやメルセデスと同じくらい良いかといえば、それには疑問符が付くけどね」

「メキシコやモナコだけでなく、シーズンを通じてフェラーリやメルセデスを打ち負かすのなら、それ(パワー)は彼ら(レッドブル)にとって必要なものだ」

「開発が進み、かなり良くなっていると思うが、我々はそのシャシーが常に良いということを知っている。そして、マックス(フェルスタッペン)がとても強いということも分かっている」

「(レッドブル・ホンダには)可能性があると思う。しかし、オーストラリアでホイール・トゥ・ホイールのバトルを実際に見るまで分からない」

 来季のレッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンが背負って立つことになる。チームは最年少タイトル獲得を目指すと公言しているが、その準備ができているかどうか尋ねられると、ハーバートは次のように語った。

「準備はできていると思う。確かに彼は若いし、今年も幾つかのインシデントに関わってきた。しかし今年、彼は成熟したと私は思う」

 そうハーバードはフェルスタッペンを評価する。

「興味深いのは、怒ったマックスと、冷静かつ活発なマックスがいるということだ。そして彼は勝つのだから」

「両極端の能力を持っているというのは、非常に稀なんだ。それは(アイルトン)セナや(ミハエル)シューマッハー、そして(ミカ)ハッキネンなどにもあった。彼らはポケットの底から、そういうモノを引っ張り出すことができるんだ」

「困難な1日があっても、翌日には優勝してしまう。それはルイス(ハミルトン)も今年見せてくれた。例えばドイツGPは、セバスチャン(ベッテル)が優勝すべきレースだった。でもみなさんご存知の通り、セバスチャンはクラッシュしてしまい、ルイスは14番手からのスタートだったにもかかわらず、優勝してしまったんだ」

「ルイスは、そういうことができるほど強力なんだ。ドイツGPは、フェラーリとセバスチャンのレースだった。でも、プレッシャーをかけることで、自滅に追い込んだ。それが、彼らがやったことだ」

 フェルスタッペンのメキシコでのレースは、賞賛に値するとハーバートは言う。

「マックスとレッドブルがメキシコで勝てたのは、”彼らのマシンがここに合っていたからだ”と人々は言う。しかし彼らは、最速のマシンを手にしているわけじゃない。パワーユニットも、現時点では他に比べて優れているわけじゃない。僕はルノーが好きだよ。でも、まだそれほど速くはないことを我々は知っている。それでもメルセデスやフェラーリを打ち負かしているんだ」

「来年が、我々にとってよりエキサイティングなモノになればいいね」

Additional reporting by Erwin Jaeggi

最終更新:11/14(水) 18:58
motorsport.com 日本版

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