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韓国野球代表監督の宣銅烈氏 辞任表明

11/14(水) 16:59配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】野球韓国代表の宣銅烈(ソン・ドンヨル)監督が14日、緊急記者会見を開き、辞任を表明した。 

 宣氏は現役時代、「国宝級投手」と呼ばれ、中日ドラゴンズの抑えなどとして活躍。引退後、韓国プロ野球のサムスンとKIAの監督を務めた。2017年に野球韓国代表の初の専任監督に就任し、2020年東京五輪までの代表チーム運営の全権を委ねられていた。

 今夏のジャカルタ・アジア大会で3連覇を達成したが、兵役の義務を果たしていない選手を代表入りさせるなど代表選抜に関して疑惑の目が向けられていた。このため、宣氏と韓国野球委員会(KBO)の鄭雲燦(チョン・ウンチャン)総裁が国会の国政監査に出席する事態に発展した。韓国ではアジア大会で金メダルを獲得すれば兵役免除の特例を受けられる。だが、一部の選手がアジア大会まで入隊せず兵役が免除になる可能性を待ったとの批判が出ていた。

 宣氏は国政監査で「兵役免除を考慮せず、ポジション別に最高の選手を選んだ」として、「選手起用で不公正、特別待遇はなかった」と主張した。だが、鄭氏が「テレビを見て代表選手を選んだのは監督の手落ちだ」として、宣氏のやり方を批判。「個人的に専任監督は必要ない」と述べ、宣氏の存在を否定するような発言までした。

 宣氏は記者会見で、「アジア大会で3回連続金メダルだったにもかかわらず歓迎式もなく、金メダルセレモニーすらできなかった」として、「奮闘した選手たちのプライドを守れなかったことについて実に惨たんたる心情だった」と吐露。国政監査で与党議員が「その優勝(アジア大会金メダル)がそんなに難しいことだったとは思わない」と発言したことも辞意を固める原因になったと説明した。

 また宣氏は「専任監督制度に対する(KBOの)総裁の考えがやっと分かった」として、「私の辞任が総裁の所信にも合致すると信じている」と当てこすった。

最終更新:11/14(水) 16:59
聯合ニュース

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