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新世代2in1「VAIO A12」徹底レビュー

11/14(水) 20:01配信

ITmedia PC USER

 VAIOから登場した「VAIO A12」は、12.5型液晶ディスプレイを搭載したデタッチャブル型2in1デバイスだ。

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 タブレット単体として約607gと軽量であることに加えて、独自の安定化構造「スタビライザーフラップ」を導入し、クラムシェル型ノートPCと同等の使い勝手を担保しながら軽量化している点が最大の特徴。

 また、第8世代CoreのYシリーズ(開発コード名=Amber Lake-Y)を採用したファンレス超軽量ボディーをはじめ、キーボードユニットのセカンドバッテリーや先進のUSB Type-C(USB PD対応)を活用した柔軟なバッテリーシステムなど、モバイルデバイスとして非常に魅力的な内容となっている。

 今回は直販限定で用意されたコンシューマー向けの特別仕様モデル「ALL BLACK EDITION」のハイスペックモデルを入手できたので、早速レビューしていこう。

従来2in1のジレンマを解消する「スタビライザーフラップ構造」

 VAIO A12の最大の魅力は、タブレット単体として軽量であることに加えて、キーボードユニット接続時にも軽量なこと。しかも、「クラムシェル型ノートPCと同等の使い勝手を担保」することにこだわった上で軽量化している点が強調できる。

 クラムシェルと同等の使い勝手を実現するには、しっかりと安定感あるキーボードと角度調整可能なヒンジ機構が必須で軽量化が難しい。画面を開いたときにタブレットの重みで後ろに倒れないようにするためには重心バランスをとる必要もあり、これまでのデタッチャブル2in1では、どうしてもキーボード側を重くせざるをえなかった。

 同じデタッチャブル式でもSurface Proシリーズのようにキックスタンドとカバータイプのキーボードの組み合わせなら軽量な製品はいくつかあるが、キーボードの使い勝手はやはりクラムシェルと同じようにはいかない。スタンドを開くためにある程度奥行きが必要だし、ヒザの上でも使えないことはないものの、安定感は十分とは言い難い。クラムシェルでしか満たせないニーズは確実に存在し、クラムシェルにこだわる意味もここにある。

 こうした課題に対して、VAIO A12では新発想の「スタビライザーフラップ構造」を導入。ヒンジを開くとフラップが開いて支え、タブレットよりも軽量なキーボードユニットでも重心バランスを安定化させることを可能にしている。キーボードユニット込みで最小約1099gと、クラムシェル型デタッチャブル2in1としては最軽量クラスのシステムを実現している。

 キーボードユニットは2種類があり、通常の「キーボードユニット」の他に、セカンドバッテリー内蔵で分離時のワイヤレス操作にも対応した「ワイヤレスキーボードユニット」も用意されている。こちらを装着したときの重量は最小約1209gだ。

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最終更新:11/14(水) 20:01
ITmedia PC USER

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