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「モリンガ」世界が注目する“新”スーパーフード、大手参入で市場形成本格化

11/14(水) 12:10配信

健康産業新聞

WHOも注目する「緑のミルク」

世界最古の伝統医学「アーユルヴェーダ」において、数百の病を防ぐ有用な植物として紹介されているモリンガ。温暖な環境下でよく育ち、主にフィリピン、インド、アフリカ、南米、東南アジアなどで自生している植物だ。日本では約10年前より沖縄県(沖縄本島、宮古島、石垣島)や鹿児島県、熊本県で栽培が本格化している。

モリンガの魅力は「緑のミルク」「緑のプロテイン」と称されるほどの豊富な栄養成分。「地球上に存在する可食植物の中で最も高い栄養価がある」といわれており、葉には各種ミネラルやアミノ酸、GABA、ビタミン、ポリフェノールなど90種類以上の栄養素が含まれている。近年ではWHO(世界保健機関)がその利用価値の高さに着目。アフリカの貧困地域で行われた栄養失調改善プロジェクトでは、栄養補給や飲み水の救済手段としてモリンガが利用され、苦しんでいる子供たちの症状や環境を大きく改善した。

大手企業参入で市場拡大機運

国内の末端製品では、サプリメントとお茶が定番アイテム。近年では青汁やスムージーにモリンガを配合するなど、整腸作用や腸内環境改善を訴求する最終製品が増えた。日清食品やロート製薬といった大手企業の参入も追い風となり、消費者の認知度向上に弾みがつく。スイーツや麺類、酎ハイ、また、食べても罪悪感がない「ギルトフリー」を訴求した食品が続々登場し、一般食品への用途拡大も加速。今後マーケットの拡大が期待される。

また、モリンガの特徴として「地球環境を健やかにする」ことも挙げられる。モリンガは一般的な緑葉樹の20倍以上といわれる二酸化炭素吸収能力、さらに浄水機能もあるため「持続可能な社会」「地球環境の保全」の観点から高い関心が寄せられている。

最終更新:11/14(水) 12:10
健康産業新聞

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