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黒い肌もアフロヘアも、全部自分だ! 「僕は日本人で地球人」 副島淳さんが思うルーツにこだわらない未来

11/14(水) 14:04配信

withnews

【#となりの外国人】
 「自分の外見に悩み、家族を責めてしまいました」。日本人と米国人の両親を持つ、タレントで俳優の副島淳さん(34)は、幼い頃をそう振り返ります。黒い肌に大きなアフロヘア、2メートル近い長身。明るいキャラクターも手伝い、NHKの朝の看板番組「あさイチ」でリポーターを務めるなど、今やお茶の間の人気者です。しかしかつては、その見た目から教室で孤立し、周囲に溶け込めなかったといいます。そんな副島さんに聞きました。「外国人っていう呼び名、どう思いますか?」(withnews編集部・神戸郁人)

【画像】「え、日本人?…って驚かれるの楽しんでる」アフロヘアの関東人・副島淳さんの成長記録です

「何で俺だけ黒いんだ」母に怒声

 <母親は日本人、父親は米国人という副島さん。日本で生まれ育ちましたが、周りの友人とは、幼少期から見た目が異なっていました。違和感を持ち始めたのは、小学生の時。クラス内で容姿の特徴をなじられ、家族に当たってしまうこともしばしばだったそうです>

 ――副島さんは日本生まれ、日本育ちですね

 東京・蒲田で生まれ、小学生になる前に、千葉県浦安市へ引っ越しました。父親は物心つく前に蒸発してしまい、顔も分かりません。母方の祖母、母と暮らしていたので、昔から日本語だけで会話していました。実は、米国に行ったことも無いんです。

 ――ご自身の見た目について、深く考えるようになったのはいつでしたか

 小学校に入った後でしょうか。僕は当時から縮れ毛だったのですが、そんな同級生は一人もいなかった。次第に「髪形が変だ」「お前は肌の色が違う」といじめられるようになったんです。それまでは何の疑問も持たなかったのに、生き方が変わってしまいました。

 ――生き方が変わったというと?

 活発だった性格が、引っ込み思案になりましたね。友達の輪に入ろうとすると、「外国人だろう」と仲間外れにされるので、自ら距離を取っていました。

 いつも教室の隅っこにいて、目立つ振る舞いは控える。クラスにはいるだけ、という感じです。心の中では「どうすれば仲間に入れてくれるのかな」と悩んでばかりでした。

 ――ご家族との関わり方はどうでしたか

 母を責めてしまうことが多かったです。「何で俺だけこんなに黒いんだ」「そのせいでいじめられているんだよ」。学校から帰ると、ことあるごとに気持ちをぶつけていました。裏を返せば、彼女しか本心をさらけ出せる人がいなかったんです。

 でも、母は「いつかは必ず良い状況になる」「お前が強くなりなさい」と励ましてくれました。お陰で、苦しい状況をどう乗り切るか、自ら考える力は身についたと思います。とてもありがたかったですね。

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最終更新:11/14(水) 22:23
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