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【ロベルト・バッジョ独占インタビュー】永遠のファンタジスタが語る過去、現在、未来

11/14(水) 19:04配信

SOCCER KING

 元イタリア代表のレジェンド、ロベルト・バッジョがアンバサダー契約をしているディアドラの商品PRを兼ねて3年ぶりの来日を果たした。現在51歳、現役引退からおよそ14年が経った今、稀代のファンタジスタは何を思い、どんな活動をしているのか。親日家としても知られるサッカー界の英雄が『サッカーキング』の独占インタビューに応じた。

すべてのサポーターと同じようにアッズーリを見ている

──現在のイタリア代表についてうかがいます。ロシア・ワールドカップの出場を逃したアッズーリは変革期にあると思いますが、イタリアが本来の強さを取り戻すためにはどんなことが必要でしょうか?

失態を演じた時には、犯してしまったミスをよく振り返らなければならない。イタリアは若手を起用して再出発する必要があると思う。若い選手たちこそがアッズーリの未来だ。真剣なプロジェクトが必要で、若手を育てる人間には時間を与え、忍耐強く続けていかなければならない。どんな作業にも時間は必要だが、このプロジェクトにはより多くの時間が必要なんだ。

──直近のポーランド戦、ポルトガル戦はご覧になりましたか?

もちろん、見ているよ。すべてのサポーターと同じようにね。以前のような強さを取り戻すためには言うまでもなく時間が必要だ。

──現在のアッズーリで中心となるべき選手はいますか?

まだ中心となるような選手はいないと思う。これも少し時間が必要だ。特に中心となるべき選手をはっきりさせるとなればね。代表は同時に結果も出さなければならない。

──フェデリコ・ベルナルデスキはどうですか? あなたと同じようにフィオレンティーナからユヴェントスに移籍しました。

とても良くやっていると思うよ。移籍してすぐに多くの試合で違いを見せた。今後も継続して結果を出すことが必要だろう。彼をプレーさせるためにどう時間を与えていくべきか、監督もよく分かっているはずさ。

──18歳でアッズーリに招集されたサンドロ・トナーリを知っていますか?

ああ、トナーリね。知っているよ。

──アンドレア・ピルロにとてもよく似ています。

みんな彼のことはとても良く言っている。私は彼がプレーしているところをちゃんと見たことはないけど、周りのみんなはとても優れた選手だと言っていたよ。

──あなたは過去のインタビューで「南米サッカーをよく見ている」と言っていましたね。特にボカ・ジュニオルスを追いかけていて、リカルド・セントゥリオンが好きだと聞きました。

そうだね。ラシン・クラブに移籍してしまったけど、素晴らしいクオリティを持った選手だ。ボカでは難しい時期もあり、イタリアのジェノアに移籍し、それからアルゼンチンに戻った。ただし、もっと成長しなければならないね。彼は幸運にも素晴らしい技術を授かったということを理解しなければいけない。

──今もセントゥリオンのことが好きですか?

違いを生み出そうという意欲を持っている時はね。繰り返しになるけど、彼は自分が素晴らしいクオリティを持っていることを幸運だと理解しなければならない。それを台無しにしてはならないんだ。

──現役選手たちとの交流はありますか?

何人かの選手とは連絡を取っている。ただ、問題は私と彼らはとても離れた生活をしているということだ。キャリアを終えてしまったら、誰もが違った道を選択するのは当然だろう?

──今後イタリアのクラブ、あるいはイタリアサッカー連盟と関わる可能性はありますか?

自分はすでに仕事を果たした。何年か仕事を担い、若手選手のために何かできないかと願っていた。我々はそのためのプロジェクトを出したが、(連盟は)私の意見を取り入れてはくれなかった。だからもう関わらないことを選んだんだ。

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最終更新:11/15(木) 14:07
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