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マクラーレンが「アルバート」と呼んでいる「スピードテール」の開発用プロトタイプを公開

11/16(金) 5:30配信

Autoblog 日本版

自動車メーカーでは、その製品や開発中のモデルを、退屈なアルファベットと数字を組み合わせたコードネームで呼ぶことが多い。特にこれを得意としているのがマクラーレンで、これまで市販モデルの正式名称にさえ「MP4-12C」や「650S」といった印象に残らない名前を付けていた。最近発表された3人乗りの“ハイパーGT“は「スピードテール」と名付けられたが、これも「MVY02」というつまらないコードネームが与えられている。しかし、実はその開発用に製作されたプロトタイプを、マクラーレンのエンジニア達は「アルバート(Albert)」と呼んでいたという。写真のクルマが、スピードテールの完成に貢献したそのアルバートだ。

開発用プロトタイプ フォト3枚

マクラーレンによると、1990年代に製造された伝説的スーパーカー「マクラーレン F1」のプロトタイプにもアルバートというニックネームが付けられていたという。その理由は同車がAlbert Driveという場所で設計されたからだが、同じセンター・コクピットの3人乗りで、その最高速度を超えることを目標に開発されたスピードテールも、それに因んでアルバートと呼ばれるようになったとか。クルマとしてはなかなか楽しい名前と言えるだろう。

マクラーレンが公開したそのアルバートを見ると、正式発表されたスピードテールとの違いに気付く。粋なビニール・ラッピングで覆われていることはさておき、そのノーズは完成形のスピードテールの流麗な形状とは異なり、「720S」のフロント部分を付け足したものとなっている。だが、意外なことに実際はそれほど違和感がないようにも見える。マクラーレンによれば、このパネルの下にはスピードテールのコンポーネントが収められており、現実の路上におけるハイブリッド・パワートレインのテストや、生産に向けてサスペンション、ブレーキ、人間工学面を磨き上げるために、この車両は使われたという。今もまだ開発テストは継続しており、最終的にスピードテールの生産が始まるのは2019年末の予定となっている。生産台数はわずか106台で、既に全て完売済み。価格は税別で175万ポンド(約2億5,830万円)...と書いていて日本版編集者は気付いたのだが、スピードテールが発表された1カ月前に比べ、為替レートの変動によって日本円に換算すると現在(記事掲載時)は760万円も高くなっている。オーナーとなる方々が“その程度の金額“をどれほど気にされるかは分からないが...。

Autoblog Japan

最終更新:11/16(金) 5:30
Autoblog 日本版

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