ここから本文です

【特集】高齢化する「ひきこもり」…ある調査では「40代以上が半数」という実態も

11/16(金) 14:43配信

関西テレビ

「8050(はちまるごーまる)問題」

これは、“80”は80代の親、“50”はその子ども。

この子どもが様々な理由で自立できない、いわゆる「大人のひきこもり」が問題になっていて、国が12月から実態調査を始めます。

当事者たちは、いまどのような問題に直面しているのか、どういった支援が必要なのか、ツイセキしました。

■高齢化するひきこもり~「8050問題」実態は?~

この日、京都で、「8050問題」を抱える家族の会が開かれていました。

【母親】
「うちの息子も20何年長く、いじめとか外出るのが怖い、そういうことをずっと繰り返して、いまだずっと人を拒否して誰とも会わないで、私だけとは話して」

子どもの多くは、何十年も家にひきこもる生活を続け、親の年金や貯金に頼った生活をしています。そこへ高齢化した親の介護や病気がのしかかって、ともに生活が立ち行かなくなるケースもあります。

こうした問題はそれぞれの年齢になぞらえて、「8050(ハチマルゴーマル)問題」と呼ばれ、ひきこもりを巡る新たな“社会問題”として注目されています。

これまで国は、ひきこもりを「若者の問題」として捉えていたため、調査は「15歳から39歳まで」が対象でした。

しかし、茨城県などが対象を60代まで広げて調査したところ、ひきこもっている人の数が「40歳以上で全体の半数を占める」という結果が出ています。

このため国も、危機感を強め、対象を「40歳から60歳まで」に絞った新たな調査を、12月から始めることにしました。ひきこもりのこどもを抱える家族はいまどのような現実に直面しているのか、取材しました。

■当事者が直面する現実とは?~55歳の息子を案じる母親~

京都市内に住む佐藤さん(仮名)は83歳。数年前に夫が亡くなってからは、55歳の次男と二人で暮らしています。

【佐藤さん(仮名)】
「電話に出たら、きちっと挨拶できるし、ええ息子さんやん」とかって(知人は)お世辞には言うてくれるけど」

Q:会話をしないわけでは?
「じゃないけど、ケンカはするけど」

1/3ページ

最終更新:11/16(金) 14:47
関西テレビ

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ