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台風被害から2か月半 関空の“命綱”は今…

11/16(金) 17:00配信

MBSニュース

交通だけでなく、近畿経済にも大打撃となった台風21号による関西空港の閉鎖。9月4日の台風直撃から2か月以上が経ち、旅客ターミナルだけでなく貨物も復旧が進んできました。現在は通行可能となっている関空連絡橋ですが、実はそれに沿って通っている水道管は仮復旧のままとなっているのです。

1本の水道管から毎分8トンの水が関空へ

関西空港の中にある、うどん店「花ごよみ」。うどんを湯がくときや食器洗いには当然、水道水を使っています。また、関空内のイスラム教徒らの祈祷室にも水道がありました。お祈りの前に水で身を清める習慣があるのです。

「ベストなのはこういう水道があったほうが、ちゃんとお祈りする前に身を清めることができますので」(男性)

他にも関空では航空機への水の補給も水道水です。大量の水道水を関空内に引き込んでいるのが…

「関西空港の対岸、りんくうタウン側に来ています。関空連絡橋のたもとにあるのが水を関空に送るポンプ場です」(三澤肇解説委員リポート)

このポンプ場から連絡橋に設置された1本の水道管を通って毎分約8トンの水が関空へと供給されます。しかし、2か月前の台風でこの“命綱”の水道管に危機が訪れていたのです。

2か月経ったが…“仮復旧”の水道管

今年9月4日、台風21号の強風で流されたタンカーが連絡橋に衝突。橋げたがずれ、関空が一時孤立する事態に見舞われました。関空側から衝突した場所に近づいてみると、生々しく残る衝突の痕が確認できました。そのすぐ下、水道管に何か覆いのようなものが被せられている箇所がありました。

Q.水道管の状況は?
「台風21号の影響で船が当たって橋が損傷を受けました。その影響によって、水道管もゆがみが生じました。それを戻して“仮復旧”している状況です」(関西エアポート 松本朝充さん)

被災直後の橋げたの写真をみると、左の部分が奥に向かって押し込まれているのがわかります。水道管に異常はなかったのでしょうか?

「連絡橋の橋げたがずれたことによって水道管も50cmほど継ぎ目が伸びる形になりました」
Q.継ぎ目はどんな部分?
「伸び縮みできるようになっておりまして、ある程度の伸びは吸収できます。今回幸いなことに伸びたものの漏水などはなく、水道の供給が止まることはなかったです」

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最終更新:11/16(金) 17:00
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