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ソニー、E3 2019を見送る方針明らかに。コミュニティとの交流方法を新たに模索、過去24年間で初の事態

11/16(金) 7:51配信

電ファミニコゲーマー

 ソニー・インタラクティブエンターテインメント(以下、SIE)は、2019年に開催予定のゲームイベント「E3」(Electronic Entertainment Expo)を見送る方針を明らかにした。E3自体に参加しないほか、E3に合わせたプレスカンファレンスも実施しない予定だという。1995年から開催されてきたE3で初の事態となる。

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 これは海外メディアGame InformerやVarietyに送られた公式声明から明らかになった情報。SIEはその理由について、同社は常にコミュニティに参加する新たな方法を模索しており、ゲーマーたちを楽しませる方法を試してみたいと伝えた。時期やその内容などはまったく明らかにされていないが、独自のイベントやプレスカンファレンスの開催を示唆していると考えられる。

 さらに同社のコミュニケーション部門の幹部Jennifer Clark氏はGame Informerに対し、E3に参加しないとの公式声明とは別に、周辺でのプレスカンファレンスも開催する予定はないことを明確に伝えている。

 SIEはここ最近、例年開催していたイベントやプレスカンファレンスを見送る状況が続いている。欧州では2015年から「Paris Games Week」に合わせてプレスカンファレンスを実施しており、昨年は『Ghost of Tsushima』といった話題作発表の場となったが、今年は大きな発表イベントは催されなかった。
 2014年以降は毎年開催されてきた年末最大の独自イベント「PlayStation Experience」については、『Marvel’s Spider-Man』をリリースし現在は2019年発売の作品に取り組んでいるなかで、情報が十分ではないため開催を見送るとの報告が9月になされた。

 一方で、コミュニティとの独自の交流を目指す動きは、なにもSIEだけではない。Electronic Artsは、2016年のE3に不参加を表明し、以降はファン向けの情報発信と交流を目的とした独自イベント「EA Play」を毎年開催している。E3自体も、当初はメディアや業界人向けの見本市であったが、2017年からは一般参加者も参加可能とした。
 動画サービスの技術向上によりカンファレンスがリアルタイムで発信可能になり、またSNSやインターネットの発展でさまざまな方法で情報を伝えることができるようになった昨今、従来の枠に囚われない動きを見せるパブリッシャーの動きは十分に理解できるところだろう。

 E3 2019は現地時間の6月11日から13日まで、例年どおりロサンゼルスのコンベンションセンターにて開催予定となっている。

文/ishigenn

編集ishigennニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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