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2年8億ゲレーロ期待外れ、マシソン&カミネロも不振…巨人の助っ人を診断

11/17(土) 17:49配信

Full-Count

4年連続でのV逸は球団ワーストタイ記録

 2014年以来となるセ・リーグの頂点を目指した2018年の巨人。高橋由伸監督が就任して3年目を迎え、何としてでもV奪還を果たしたいところだったが、結果的にはクライマックスシリーズ出場を何とか確保する3位止まり。67勝71敗5分。2006年以来、12年ぶりの借金生活でシーズンを終えた。

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 広島、ヤクルトの後塵を拝し、4年連続でのV逸は2003年から2006年に並ぶ球団ワースト記録。球界の盟主と呼ばれた名門球団が低迷期に陥っている。3位で出場したクライマックスシリーズでは菅野智之のノーヒットノーランなどでヤクルトを破り、ファイナルステージには駒を進めた。だが、敵地マツダスタジアムでは3連敗を喫し、1勝も出来ずに敗れ去った。高橋由伸監督は低迷の責任をとって辞任。来季は、原辰徳監督が指揮を執る。

 今季、巨人は8人の外国人助っ人がプレー。ただ、主力として期待された選手たちが軒並み結果を残せず、期待に添えなかった。今季3位に終わった原因の1つは、この助っ人陣の不振にもあるだろう。

 その筆頭は、2年総額8億円で中日から移籍したゲレーロだ。三顧の礼で迎え入れられた昨季の本塁打王は4月こそ好調だったが、徐々に失速。コンディション不良でファームに降格すると、長期間ファーム暮らしが続いた。82試合で打率.244、15本塁打と、不安視されたものが現実となった成績は期待外れと言わざるを得ないだろう。ゲレーロは2年契約のため、来季も契約が残っている。

 リリーフ陣も苦しい1年となった。昨季29セーブをマークした守護神のカミネロは不振が続き、6月末に登録を抹消。右肘の不調を訴えて手術を受けるなど、その後1軍登板はなし。わずか20試合登板、防御率5.79に終わり、今季限りでの退団が決定した。2012年に巨人に入団し7年目を迎えたマシソンも今季は苦しんだ。カミネロの不振で一時は守護神を務めたが、左膝の異変で離脱。34試合の登板に終わり、連続50試合超登板も5年で途切れた。マシソンも来季の契約を残している。

 その一方でメルセデス、アダメスというシーズン途中に育成契約から支配下契約に昇格した2人が活躍。メルセデスは先発として5勝、防御率2.05の成績を残し、アダメスも中継ぎの一角で28試合に投げた。この2人の台頭がなければ、巨人はAクラスを逃していたかもしれない。

 今季、唯一、期待通りの結果を残したのはマギー。132試合に出場して打率.285、21本塁打84打点と上々の成績を残した。とはいえ、36歳の年齢的な衰えもあり、今季限りでの退団が決まった。
 
【巨人の今季助っ人成績】
スコット・マシソン投手
34試合0勝3敗8セーブ14ホールド 33.1回 41三振 2.97

テイラー・ヤングマン投手
4試合3勝1敗0セーブ0ホールド 26回 25三振 2.77

アルキメデス・カミネロ投手(退団決定)
20試合1勝1敗11セーブ2ホールド 18.2回 19三振 5.79

サムエル・アダメス投手
28試合0勝2敗4セーブ3ホールド 32回 19三振 3.94

クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手
13試合5勝4敗0セーブ0ホールド 92回 53三振 2.05

アレックス・ゲレーロ外野手
82試合287打数70安打15本塁打40打点 .244 OPS.785

ケーシー・マギー内野手(退団決定)
132試合499打数142安打21本塁打84打点 .285 OPS.803

ホルヘ・マルティネス内野手
19試合61打数11安打2本塁打5打点 .180 OPS.587

Full-Count編集部

最終更新:11/17(土) 20:02
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