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外国人労働者受け入れ拡大に、スリランカ出身の社会学者が「待った!」

2018/11/18(日) 7:30配信

ニッポン放送

スリランカ出身の社会学者にしゃんたが、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(11月9日放送)に出演し、外国人労働者の受け入れ拡大政策について語った。

政府は2日、在留資格を新設する入管難民法などの改正案を閣議決定し、衆院に提出した。早期成立を目指しているが、先日の参院予算委員会で一夫多妻制を取る国から外国人労働者が来日した場合の対応について、議論が紛糾するなど、難航している。この政策について、にしゃんたは「評価するか否かについては半々。」とコメントした。

また、先日、山口県の日立製作所では、フィリピン人技能実習生40人が実習途中に解雇を通告されたことに関して、実習生側が「雇用契約は3年間で、不当解雇だ。」と主張し、日立を相手に損害賠償を求める訴訟を起こすことを発表した。にしゃんたはこの事件について、「このような事例は他の企業でも行われており、実習生であるにもかかわらず、実質的には労働者として扱っており、不当に解雇されたり、過労死したりするケースがあった。労働者として正式に扱うことで、この点が解消されれば。」と、この政策により問題が改善されることに期待を寄せた。

ところが、にしゃんたは移民の受け入れについては、あくまで慎重派であるという。その理由について、「低い賃金で働く外国人労働者が増えることで、その賃金が基準になった場合、同じ仕事をする日本人労働者の賃金が下がる可能性がある。その場合に、賃金が下がることへの不満を、経営者ではなく外国人労働者に向けてしまわないだろうか。」と、日本人労働者が外国人労働者へ敵意を持つのではないかと不安視しているとのこと。最後に、「今後、外国人労働者受け入れ拡大の政策を進めるのであれば、国民の同意を得られるように政府が対策すべき」と指摘し、この話題を締めくくった。

ニッポン放送

最終更新:2018/11/18(日) 7:30
ニッポン放送

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