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WRC6連覇達成のオジェ、相次いだライバル脱落に「感情なくなった」と嬉しさも半減?

11/19(月) 12:42配信

motorsport.com 日本版

 世界ラリー選手権(WRC)で6年連続のドライバーズタイトルを手にしたセバスチャン・オジェ(M-スポーツ・フォード)だが、土壇場で2人のライバルがリタイアしたことで、”感情が殺された”と話した。

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 ヒュンダイのティエリー・ヌービルやトヨタのオット・タナクとタイトルを争っていたオジェだがヌービルはSS22、タナクはSS23で相次いでクラッシュ、リタイアしてしまった。

 これにより、パワーステージである最終SS24を迎えた段階でオジェのタイトル獲得は確定していた。


 外野から見れば、タイトル争いはヌービルとタナクのクラッシュにより劇的な決着をしたようにも思えるが、オジェはマシンの中で拍子抜けしていたという。

 オジェと彼のコドライバーであるジュリアン・イングラシアは、ロードセクションでタナクのクラッシュと、ライバルの全滅を知ることになった。

 昨年のタイトル獲得時と比べて、喜びが控えめだった理由を訊かれたオジェは「問題は、今日の出来事の起こり方だ。少し奇妙だった」と答えた。

「オットが止まったと、ロードセクションでメッセージを受け取った。そして僕たちは……そうか、今終わったのかと思った」

「それが今、感情をいくらか殺してしまっているのだと思う。だけどもう少し時間が経てば、もっとタイトル獲得を楽しむことができるだろう」

 オジェは、6連覇したタイトルの中でどの年がもっともお気に入りかを選ぶことはできないと話したが、フォルクスワーゲンでシーズンを支配していた2013~2016年と、M-スポーツでタイトルを獲った2017・2018年はまた違った味わいがあると付け加えた。

「どのタイトルも、僕にとっては素晴らしいものだ」

「すべてに価値がある。フォルクスワーゲンはベストなパッケージを持っていた。でもチャンピオンになるために多くのエネルギーと時間を捧げて、それを成し遂げてきたんだ。それに僕は、この素晴らしいマシンを開発できたことも誇りに思っている」

「M-スポーツとの戦いはまた違ったものだった。もちろん素晴らしかったよ。ドライバーとして違う環境にも適応し、成功することができると証明できた。それがハッピーなんだ」

「6年連続のタイトルは、本当に特別だ。言葉で表すのは難しい」

Andrew van Leeuwen

最終更新:11/19(月) 12:44
motorsport.com 日本版

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