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「ここに強い日本人がいるので僕もまぜてください!」和田竜光、KO勝利で“軽量級世界一トーナメント”挑戦をアピール

11/19(月) 12:11配信

AbemaTIMES

11月17日ジャカルタで開催された、アジア最強の格闘技団体「ONE Championship WARRIOR’S DREAM」に、DEEPフライ級王者・和田竜光が参戦。2度目のONEの舞台でフィリピンのユージーン・トケーロに1Rに勝利し、来年のワールドクラスの強豪がひしめくフライ級トーナメントへの参戦をアピールした。

1戦目で階級の有力選手の一人、リース・マクラーレンに敗退した和田は、今回ユージン・トケーロと対戦。長年にONE FCに参戦するフィリピン・セブ島出身のムエタイベースのベテラン・ストライカーは、ONE FCでの力試しを司る門番のような存在といえる。序盤から、距離をとりながらスネへのローで主導権を握った和田は、蹴りを嫌うトケーロの左フックの空振りからすばやくバックをとり、そのままリアネイキッドチョークで1本勝ち。序盤から落ち着いた試合運びでONE初勝利を飾った。

試合後のインタビューで和田は「パンチが当たっていたので、スムーズにバックチョークまで入ることができました。今日いい勝ち方ができたと思うのでグランプリがフライ級であると思うんですけど、僕もいるんでチャトリさんここにフライ級で強い日本人がいますので僕もまぜてください。」とONE FCのチャトリ・シットヨートンCEOに熱烈なアピールをした。試合をVTRで振り返る場面で、和田は「(チョークに入る前に)パンチが当たって効いていたので、チョークはおまけみたいなもので…KOもできたと思います。」と冷静に分析。トケーロとの打撃戦に打ち勝った上での勝利を強調していた。

今回の勝利でONEでの勝ち星を1勝1敗のタイにし、内容でも本来のパフォーマンスを発揮することができた和田だが、やはり気になるのは来年2019年に開催されるフライ級トーナメントの出場者をめぐる争いだ。軽量級の屈指のタレントが揃うONEで、特にフライ級は、来年に世界のトップリーグに相応しい布陣が揃う階級として世界が注目している。出場メンバーから見ても 実質「世界一」を本当の意味で争う場となることが予想されるのだ。

その理由のひとつが、先日UFCからONE FCへ電撃移籍を果たしたデメトリアス・ジョンソンの参戦。ヘンリー・セフードに敗れUFCフライ級の元王者となった今も6年間の防衛記録と12回連続防衛記録を持つ「マイティマウス」は世界のフライ級の象徴として、アメリカからアジアへと活躍の舞台を移す。すでにそのスピードやファイターの多様性から「世界一」を自負していいリーグに成長したONEが、本物の王者が流入することにより、世界一の答え合わせの場となる、そんな恐ろしくスリリングなトーナメントが2019年に実現となる。

当然ながらONE FCの元フライ級王者・アドリアーノ・モラエス、カイラット・アクメトフ、そして現王者・ゲヘ・エスタキオは、このトーナメントへの出場はほぼ当確。フィリピンの一大勢力となっているチーム・ラカイのダニー・キンガドやオーストラリアのリース・マクラーレンという名前も出場者候補に挙がっている。

日本人選手の動向も見逃せない。パンクラス・フライ級2位の若松佑弥も現在ONEに参戦しているが、若松も先日のキンガド戦で1Rダウンを奪うも判定で試合を落とした。そんな「日本人劣勢」という空気が流れる中での、和田の鮮やかな一本勝ちは今後への期待を感じさせる大きな1勝といえる。

日本のトップファイターが世界の舞台で存在感を示すためにもこのトーナメントへの出場は必須だ。和田、若松の2人がエントリーされ、揃い踏みで世界へ挑む姿を期待したいところだ。

最終更新:11/19(月) 12:11
AbemaTIMES

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