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中国人女子留学生がみた日本の今 「正直、中国の方が便利」「日本は物価が安い」 7年で起きた逆転現象は

11/22(木) 7:00配信

withnews

【#となりの外国人】
 コンビニやレストランなど、最近は街中で中国人を良くみかけます。私は7年前に、中国で語学留学をしていました。本場の餃子、旧正月、偽ブランドの見分け方……。驚き、戸惑うことばかり。では、中国人留学生の目に、いまの日本はどう映っているの? 日本の大学に通う女子大学院生ら3人にぶつけてみたところ、急激に進化する中国の今が見えてきました。(朝日新聞東京編集センター・堀江麻友)

【写真で見る】中国「美女」の美意識の高さとは

参加者は次の方々


戴(ダイ)さん
日本の大学院でビジネスを学ぶ女子。好きなものは、着物と猫。卓球が得意で、5歳ごろから始めている。


李さん<仮名>
日本の大学で教育を勉強中。辛いもの好き。日本では辛い料理を諦めていたところ、壱角堂のラーメンに感動した。ディズニー好きで、東京ディズニーランドに興奮。


下村さん(29歳)
中国で生まれ、7歳から日本で暮らす。寝ることが大好き。スポーツは全般的にやる。特にバレーが得意。

日本の働き方改革に期待「残業ない企業で」

―そもそも日本に留学したのはなぜですか?

戴さん 中国で通っていた大学では、みんなゲームばかりしていて、だるそうな感じでした。もっと広い世界を見たい、勉強したいと思って留学しました。

―でも、なんで日本だったんですか?

戴さん アニメの影響です。少年ジャンプが好きなんです。

―少女漫画とかではないんですね。

戴さん 暑苦しいところがいいんですよ。「ドラゴンボール」とか「スラムダンクとか」。 

李さん 私は父の取引先が日本だったのがきっかけで、日本語を学んでみたいと思いました。

―卒業後はどうしますか?

李さん 帰国するか大学院に進学するか迷っています。

戴さん 私は日本で就職したいです。今は、就活セミナーに通って、SPIなどの対策をしています。

―どんな企業で働きたいですか?

戴さん 残業がなく、上下関係のない会社で働きたいです。まだ、どんな企業があるのか分からないので、これから調べていこうと思います。

―大事ですよね。残業の有無。


【日本に留学する人と就職する人】
 日本学生支援機構によると、大学や大学院など高等教育機関で学ぶ中国人留学生は2011年に8万7500人。17年には、7万9500人と約1万人減りました。一方で法務省によると、就職を目的に在留資格を取ったのは、11年の5300人から1万300人(17年)と5000人も増えています。

 人口の多い中国でも就職活動が厳しくなっていると言われています。日本で就活する方が、中国よりも有利なのかもしれません。日本で就職する中国人が増える中、中国語が話せる日本人学生は、語学力以外の能力を今以上に求められる時代になっていくのかもしれません。



―日本にきた当初はどう感じました?

李さん トイレや街がきれいですね。ゴミが全然ありません。

下村さん 感動するよね。

李さん 中国では外のトイレは使わないようにしてました。デパートとかは大丈夫ですが、公園などのトイレは汚くて。

―確かに。中国の地方に行くと、外でトイレを利用するのは、かなり大変でした。壁がなく隣の人が見える「ニーハオトイレ」とか、土に穴を掘っただけのトイレとか……。

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最終更新:11/22(木) 7:00
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