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業者が“夜逃げ”…残土崩落の恐れ 東京・八王子

11/20(火) 21:35配信

TOKYO MX

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 東京都は、八王子市の残土処分場に放置された土が大雨などで崩落する恐れがあるとして、11月27日から行政代執行で土を撤去することを決めました。

 2017年10月の台風21号の後、八王子市上川町にある建設残土の処分場で、大雨の影響で処分場にあった1万立方メートルほどの土砂が流れ出て、道路が埋まりました。現在、処分場の入り口は土砂が崩れて出てこないように数多くの土のうが積み上げられ、厚い壁が設けられています。

 東京都は2005年にこの処分場の業者に開発の許可を出しましたが、その後、事業者が所在不明になり、土が残されたままになっていました。そして、2017年10月の台風で残された土が道路に流れ込み、2カ月もの間、通行止めとなりました。この土砂が流れ出た影響で、近くの住民は避難を余儀なくされたということです。住民は「(台風の時は)土砂が流れてくると危ないと、住民のみんなが会館に避難した」「通行止めは大変だった。ぐるっと回らないといけなかった」と話しました。

 東京都はことし6月に業者の所在を突き止め、土を撤去するよう命じたものの、業者は応じませんでした。このため、東京都は11月27日から2019年3月まで、行政代執行で土を撤去することを決めました。費用は3億9000万円ほどに上る見込みです。

 この業者は東京都の聞き取りに対して「経営が成り立たなくなって夜逃げをした」などと答えているということですが、都は業者に工事費全額を負担するよう求める方針です。

最終更新:11/20(火) 21:35
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