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続投ならずも高木監督が感謝する理由 長崎で6年…故郷愛とJ1復帰への提言

11/20(火) 20:51配信

西日本スポーツ

 今季限りでの退任が決まったJ1長崎の高木琢也監督(51)が20日、長崎県諫早市のクラブハウスで会見した。17日に1年でのJ2降格が決定したことを受けてクラブに契約満了を通告されたが、高木監督は感謝の思いを強調。サッカー界では長期といえる6年間の指揮生活を振り返りながら「アジアの大砲」が約1時間、熱いメッセージを送り続けた。

【写真】開幕戦に向けた意気込みを語る、J1長崎の高木監督

 長崎はJ1ライセンスを持たないJ2町田が2位以内に入ればJ1残留の可能性が残った。しかし17日のJ2最終節で引き分けた町田は4位で終了。長崎のクラブハウスでスタッフと一緒に動画配信サイトで観戦していた高木監督は「気持ちが重くなるというか…。そういう気持ちは出ないだろうと思っていたけど、かなり残念だった」と落ち込んだ。

 その後、強化スタッフを通じて正式に契約満了の通告を受けた。「この結果でなかなか自分の口からやりたいとは言いづらく、自分の責任なのは分かっている。自然の流れかな。選手には常に変化、進化を求めてきた。クラブも進化しないといけない」と素直に受け入れたという。さらに「順位が近い柏や鳥栖が監督を交代する中で、最後まで任せていただいたことに感謝したい。感謝しかない」と繰り返した。

 高木監督にとってJリーグのクラブを指揮したのは長崎が4クラブ目だった。その中でも6年は最長の指揮期間。思い入れのある試合を問われると、3試合を挙げた。

(1)17年11月11日 ○3-1讃岐

 「やはりJ1昇格を決めた試合は劇的だった。ホーム最終戦で(JFL時代の12年から在籍する)前田がゴールを決めて勝った」。試合は午後7時すぎに開始。昼間に試合を終えた名古屋と福岡は勝利を逃したため、勝てば昇格という状況だった。「実は自分自身は全く他チームの状況を知らなかった。あと5分ぐらいでミーティングをしようとしたときに、友達からLINEが来て、初めて知った」と知られざるエピソードも披露した。

(2)13年3月10日 ●1‐3G大阪

 就任1年目、クラブがJ2に参入した年のホーム開幕戦には1万8000人超が来場。前半に3失点も後半に1点を取り返した。「ああいう(強い)チームとやらなくちゃいけないと思い知らされ、腹をくくれた。後半は選手たちの勇敢さにも心を打たれた。下がらずプレッシャーをかけ、試合を支配することができたから。そこからチャレンジが始まった」。参入1年目でいきなりJ1昇格プレーオフに進出し、周囲の低評価を覆した。

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最終更新:11/20(火) 21:02
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