ここから本文です

北朝鮮シングルマザーに本音を聞く(1)「ガッツリ稼いでいますよ。前のダンナはダメダメで…」(写真4点)

11/21(水) 11:55配信 有料

アジアプレス・ネットワーク

北朝鮮シングルマザーに本音を聞く(1)「ガッツリ稼いでいますよ。前のダンナはダメダメで…」(写真4点)

(参考写真)市場活動に成功して高収入を得る女性がこの5年ほどの間に増えた。2013年9月咸鏡北道の清津市にて撮影アジアプレス

2018年に入って南北対話が進む一方で、核・ミサイル開発に対する国際社会の厳しい制裁が続く北朝鮮。その中で、北朝鮮の人々がどんな暮らしをしているのか、望みは何なのか、ほとんど伝えられることはない。2018年3月後半から10月にかけて、北部地域に住む40代のシングルマザー・金ミオクさん(仮名)にロングインタビューした。娘を育てながら懸命に働く金さんの日常、夢、為政者への思いをシリーズで紹介する。(石丸次郎/カン・ジウォン)

◆商売上手で高収入 
――自宅から、今電話している場所までどうやって来ましたか? 検問はありましたか?
金 はい。車に乗ってきました。検問所が2カ所ありました、最近は検閲が非常に厳しいです。隣の郡に行くのも取り締まりがあります。

――今、この対話は録音しています。
金 分かっています。とにかく私に不利にならないように、ばれないようにしてください。

――商売をしているそうですが、市場で何を売っていますか? 1か月の収入はいくらぐらいですか?
金 靴を売っています。中国産の高価な靴です。最近は商売があまりよくありません。季節の変わり目で(品変わりするため)毎日稼ぎが異なります。

――収入は1カ月にどれくらいですか?
金 1カ月に3000中国元(約5万円)くらい。商売がうまくいった時は5000元程度稼ぐこともありますが、めったになくて通常は3000元程度です。売り上げではなく利益です。

――稼ぎますねえ。市場で商売をする他の人たちも、それくらい稼ぎますか?
金 工業品、靴、オートバイ付属品のようなものを扱う人は稼ぎますが、市場でも小さな商売をしている人は一カ月の収入が1000~1500元程度です。

注 1中国元は約16.2円。北部地域一帯では、実質的な基軸通貨は中国元となって久しい。
工業品とは市場で販売が許される簡単な電気製品や一般向け軽工業品のこと。 本文:2,624文字 写真:4枚

続きをお読みいただくには、記事の購入が必要です。

すでに購入済みの方はログインしてください。

  • 税込108
    使えます

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。 購入後に記事が表示されない場合はページを再度読み込んでください。 購入した記事は購読一覧で確認できます。

Yahoo!ニュースからのお知らせ